2012年12月14日金曜日

選挙に行かない理由は「行ったことがない」もあるだろな(乙武洋匡さんのテキストを読んで)。

私は、長い間、床屋に行くのが嫌でした。今も嫌です。バーガーショップとかも苦手です。あんまり行きたくないです。なぜなら、子どもの頃から行き慣れてないので、制服を着た人と、会話をして、「プレミアムローストコーヒー」とか、妙に名前の長いコーヒーを注文するのも、ちょっと緊張するのです。まぁ、必要に迫られないと、あんまり行きたくないなー。

そういうのも、選挙にも言えるかも?

ということを、以下のページを読んで読みました。

 

 

投票という非日常。

まぁ、テレビで話題の「なう」な政党に投票すれば、「やったぜ!」という気持ちは味わえますが、選挙ほど、行っても行かなくても起こられない、投票しても世の中変わっている気がしない、「投票行かない立場」がある程度認められているモノもないでしょう。あるかも知れないけど。

結局、行かない人は、ずっと行かない訳で。行かなくても起こられない訳で。だから、どういう順序で投票用紙を貰って、書いて、渡すかも知らない人も結構いるのじゃないか?と思う。エンピツで書くとか、そういうのも知らない人もいると思う。

投票率を上げるには?

実際に選挙に行って、書いて渡すまでのビデオとか作ったら、「選挙行きたくない」の心理的プレッシャーと減らして、投票率が上がるのでは?と考えていたことを思い出しました。

ブータンに行きたい。

しかし、今回の選挙は、どこに投票しても、結果として、悪い方向に進みそうだから…本当のところを言うと、エヴァのQの次を観るまで頑張って日本で暮らして、幸せの国、ブータンとかに亡命したいと思っております。

今回の選挙は、かつてないくらいに怖い。行きたくねぇ…。

2012年12月12日水曜日

自殺、角田美代子容疑者が…釈然としないモノがある。

命とは尊いモノで、私は昔は、死刑廃止論者よりの考え方をしていたのですが、滋賀県大津のいじめ暴行事件の辺りから、人間には、悪の才能とよばれるようなモノがあって、絶対にどうしようもないモノがあるなら、『死刑』は必要…といわなくても、抑止力がなくなった時に、世の中はどうなるか?ということは考えないといけないと思うようになりました。

角田美代子容疑者が自殺

先ほど、読んだニュース。

 

 

これを読んで、釈然としなかった部分。多分、実際にかかっている容疑。それが、本当に彼女の手によるものならば、『死刑』は免れない…と思うのですが。

だったら、『死刑』と『自殺』の違いは、本人が死ぬか、社会が殺すか?の違いだと思うのですが。そこで、釈然としない感情は何なのか?と思いました。

多分、『死刑』として、前例にならないと、社会に残る影響力は少なく、自殺というのは、本人が希望したモノである…という。そのように考えた時に、私個人に、人の命の最期の是非を考える資格ようなモノはあるのかな?と思いました。

どのような意見が集まっているか、はてなブックマークでも読んでみます。

 

 

「裏がありそう」という意見が目立ちました。なるほど。この事件で感情がかき乱されたモノが、全部、なかったことになったような、そんな気持ちにもなりました。

2012年11月24日土曜日

生活保護の現物支給とか?捕捉率は低いのに不正受給叩き、保護費も使われるお金の一部なのにな。

最近は、おさまってきてますが、「生活保護」の問題を考えたら、不正受給も含めて、バッキバキに叩かれて、『現物支給』に関するマニュフェスト(だっけ?)が出てくると、2ちゃんねる転載ブログで、いやっほう!ってなっているのも、なんだかなーと思います。

不正受給の割合は?

そもそも『不正受給』が物凄く問題視されてますけど、どんなモノなのか?Wikiで調べてみると。

2010年時点における不正受給件数は2万5355件、全体に占める率は1.8%、不正受給額は128億7425万円、全体に占める率は0.38%である[1]。
生活保護の不正受給 – Wikipedia

こんな感じ。件数において2%未満。金額で0.4%未満。勿論、それを野放しにすることが良いこととは思わないですが、『生活保護』を含めて、叩くにしては、数字的に、小さく思えるが・・・。全体の2%未満のことで、98%を印象付けるには、本当に困っている人の例が少なく思える。

 

捕捉率の問題。

そもそも行き届いてない、という話は、テレビでは、ほとんどでないけど、こちらもWikiで調べていると・・・。

ドイツでは64.6%、イギリスでは47〜90%、フランスでは91.6%なのに対し、日本は15.3〜18%となっている[10]。
生活保護 - Wikipedia

こんな感じ。2011年のデーターみたいですが、ザックリと考えて、必要な人、受給条件にあてはまる人で、貰ってない人が、8割もいる。そっちの方が、問題に思えるけど。

生活保護費は使われるお金。

テレビで、大阪の限定的な地域で、パチンコに使われているような印象を、テレビでよく流すけど、実は、というか、当然だけど、『保護費』として、使われるお金は、社会に還元されていくのだから、結構、大事じゃないか?と思う。

ちょっと前に、はてな匿名ダイアリ(増田)で書かれていたことだけど、物を売っている人とか特に、買うお客さんが、受給者だったりする可能性はある訳で、『生活保護』という仕組みを叩くことは、自分のお客さんを叩いている可能性もあると思うのだけど。賃貸とかやっている人とかも、可能性があるけど。

もしも、本当は必要なのに、支払われてない残り80%が生活保護費として、税金が出たら、世の中的に、景気が良くなったりしないか?と思ったのだけど、どうなんだろうか?

使われたお金は、消費税などで税金として、国に戻っていくし、個人のお金として貯金されていくかも知れないし。もしも、世の中的に使われるお金が増えて景気がよくなるならば・・・。

不正受給というマイナス面だけじゃあなくて、生活保護費があるというプラス面。個人の文化的生活が守られることに付随するプラス側面も考えてよいと思う。

自分が年間税金をどれくらい払っていて、その総額の中で保護費にいく割合、金額って分からないけど、案外、10万円以内の金額で、わーわー言っているかも知れない。私がどれくらい税金を払っているか、知らないけど・・・。

そんなことを考えた。

2012年11月22日木曜日

フランスの所得税率が75%(年収1億円以上のお金持ち)みたいに日本の高額所得者の税率が上がったらどうなるかな?の思考実験。

以下の記事を読みました。

ヨーロッパは地続きだから、楽勝で、外に行けますね。もしも日本で所得税が高くなったら、どうなるだろうか?? そんなことを、ダラダラと考えてみます。

 

お金持ちが海外に行く?

日本は島国だから、他の国に行くハードルが高いと思うし、なんだかんだで、日本が好きなようなイメージがある。後、英語とか苦手な人は、海外に行くのは抵抗があるだろうな。

 

でも、海外に行ったら?

フランスがどうなって行くか?のも気になるところですが、仮に、日本人の金持ちが、海外に脱出したら…。

  1. 税収が減る。
  2. 税金で行われていることができなくなる。
  3. では何がどうなるか?

案外、そうなった時に、色んな人がわーわー言っている生活保護などは、全体の金額としては、大したことなくて、もっと、致命的にお金が足りない、切実なことが見えてくるのかも?

…と考えてみたのですが、所得税と、法人税は違う訳で、お金持ちが海外に住みながら、企業などなどが、その国にあるとしたら…実は、所得税よりも、法人税の方が大事なんじゃないかな?と思えてきた。

フランスは、法人税とかは、どんなモノなのかな?

 

結論?

所得税よりも、法人税などの方が、大事な希ガスた。

2012年10月6日土曜日

平隆久容疑者(同志社大2年)は社会的に救われることはあるのだろうか。

 

 

例えば、暴飲暴食とかは、基本的に自分の健康被害とか、まぁ、分かりやすいのは肥満とかで、自己責任の問題を引き起こすと思う。結果、早死にするかも知れないけど、『食欲』というのは、お金で解決できる。

 

だけど、冒頭のリンクのツイッターまとめ。どれくらい本当で、どこまでがウソかは分からないけど、少なくとも、女性を2人も連れ込んでるし、よく考えたら、一緒に撮影されている女性の記録も、今後、一生、本人が他界した後も、インターネットに残り続けるのだと思う。

 

携帯電話や、スマートフォンで撮影されるということは、状況と、その後の拡散によるだろうけど、一度、ネットに出たら、二度と消えない、拡散続ける・・・というのは、ツイッターまとめに出ている4人くらいの女の人は知っているのだろうか?

 

話がそれたけど、性欲に関しては、人に迷惑をかけないでも、発散させる方法は山ほどある。ちょうど、笑の内閣という劇団が、『表現規制』に関して、演劇をやっているけど…『300人』が『300冊』だったら、少なくとも、警察に逮捕されることはないだろう。

 

いや、そもそもが、強姦容疑なんだから…マンガに置き換えるなら『万引き』とかかな。でも、1000円もあれば解決する問題だと思う。比べて考えるべきでもないのだけど、『性欲』として、とらえたときに、どちらが、どれくらい気持ち悪いだろうか。

 

何が良いか、悪いか、それを判断するのは、理性であり、個人の考えだけど…逮捕されたのは一つの結果だけど、逮捕されなくても、そのようなことを行い、そして、ツイッターに書いていた、というのは、どうなんだろう。同志社大学の2回生だったら、それなりに、リテラシーはあると思うのだけど。あったら、こんなことはしないだろうけど…。

 

誰と、何を、どれだけするかは、自由なのかも知れないけど、私からしたら異常とも思えることを、選択的に選んでいた、というより、それから逃れることが出来なかったとしたら・・・彼が、救われるには、どうしたら良いのだろうか。

 

一つの事象から、全体の印象を考えるのは良くないけど、『再犯率』が高いのは、分かる気がする。そして、彼も塀の中から出てきたら…犯罪にならないように、同じことを続けるのじゃないか、と思った。

 

何が正常で、何が異常とか、難しいけど、それでも、彼が日本の社会で生きていくのは難しいかも知れない。

2012年9月29日土曜日

いじめ自殺問題・東京都品川区で区立中学校長「「嫌がらせ程度の認識だった。反省すべき点がたくさんある」と話された。

東京都品川区で区立中学1年の男子生徒(12)が自殺した問題で、遺族は学校側にこう訴えたという。校長は28日夜、詰め掛けた報道陣に校舎内で「いじめはあった」と認めたが、詳細については「調査中」と繰り返すばかりだった。

 校長は「嫌がらせ程度の認識だった。反省すべき点がたくさんある」と話した。男子生徒は4月下旬以降、文房具などの紛失を担任に相談していた。しかし生徒が自殺するまで、担任も校長もいじめとの認識はなかったという。

 学校側は、自殺後に行った同学年約190人を対象にした調査で、暴言などがあったことが分かり、初めていじめとの認識を持ったという。校長は厳しい表情で「調査を徹底したい」と語った。
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20120928-1024662.html
いじめの認識がなかったって、どういうことなのだろうか?

 

大津市の事件以降、報道の注目が集まっているからか、今は、反日の方にネットの興味関心が移っている感じがしますが・・・「いじめと認識してなかった」というのは、どうなのだろうか?

 

これは、企業や工場の経営の話だけど、大事故が起き前には、前兆となる軽い事故が起きて、その前兆に至らない軽微な事故が多発して・・・法則の名前と、詳しい数、比率は忘れたけど、いじめ問題もそうなのじゃないだろうか?

 

何も予兆がなくて、自殺が起きる訳はなく、本当に気付かなかったのなら、それは仕方がないのかも知れないけど「嫌がらせ程度」で済ましてしまうのは、いまや、黙殺に近いと思う。

 

人は、人をいじめるし、時に自殺するから、100%世の中から根絶するのは、限りなく難しいと思うけど・・・それでも、起きたことを軽んじて考えるのは、もう、世の中的にナンセンスだと思う。

2012年9月23日日曜日

維新八策!衆議院定数を半分とか怖いし橋本徹市長が国政に出ることを大阪市民はどう思っているのだろうか?

維新の会の「政治主導」にも、危うさがうかがえる。八策では衆院議員を現在の半分、二百四十人に減らすとしている。八策は参院廃止の検討も掲げ、最終的に国会議員は衆院の二百四十人だけでいいとも読める。

 この削減幅は現実離れしているとの指摘が多い。二百四十人の半分、百二十人が与党とする。現在、与党から政務官、首相補佐官を含め七十四人が政府に入っている。この人数を確保すると、残る与党議員は四、五十人。現在、三十近くある国会の委員会で法案審議し、野党と折衝するのは難しくなる。国会に人材を回すと、政府の人数が減りかねない。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012092390065938.html

なんか、最近、『維新』という言葉が、嫌な言葉に思えてきたので、『維新』という言葉を調べてみたり。

 

維新(いしん)は、「変革」の意味を持つ語句である。和訓では「これあらた」と読む。

日本では天保元年(1830年)、水戸藩の藤田東湖が藩政改革への決意を述べる際に、『詩経』「大雅・文王篇」の一節である「周雖旧邦 其命維新(周は旧邦なりといえども、その命これ新たなり)」を引用して用いたのが最古とされている。維新 - Wikipedia

 

うーん。まぁ、そんなに禍々しい言葉な訳でもなく、結局、言葉じゃなくて、人が嫌いなんだと思うけど・・・。引用部分を読んで思ったのは、議員の数を減らしたら、そりゃ、給料が減ったり色々とあるろうけど、自然と、消滅する野党が出てくるのじゃないかな。今の議員数がどのようにして決まったのか分からないけど、今の比率のまま、各党の議員が半減するとは思えないし。

 

半数にするなら、選挙区の統廃合とか進むのだろうけど、そうなると、一票の格差が広がる気がするのだけど。勿論、半減して、良い方向に進むモノもあるのかも知れないけど、私のイメージでは、歯止めの利かない、一党独裁のような状態になって、バッキバキになるのじゃないか?と思うのだけど。

 

後、純粋に思うのは、テレビを観ていて、大阪市民の人がインタビューに答えたりしているけど、そもそも、市長が市の仕事以外に首を突っ込みまくっているのは、どうなのだろうか?『選択と集中』なんて言葉があるけど、市長とか、府知事とかは、先ず、やはり、市とか、府を選択して、集中するのが大事だと思うのだけど・・・。

 

もっとも私は、亀岡市長が、市の仕事以外に、どういう活動をしているか知らないから、案外、そんなモノかも知れないけど・・・。なんか、その辺りが気になる。京都市長も、京都府知事も、あんまり、テレビに出てこないけど、国政政党を作る!とか言ったら、府知事に関しては、「ちょっと待ってくださいよ!」と言いたくなるけど。

 

後、いいかげん夕方の報道番組は、大阪市長のことばかり取り上げすぎだと思う。1時間も見ていたら、お腹一杯になってしまう。この熱病みたいな状況は、いつまで続くのかしら。

2012年9月18日火曜日

兵庫県川西市内の県立高校の校長「第2、第3の自殺者が出ないよう、自殺ではなく、不慮の事故にしたい」と電話で打診し両親に断られていた。

以下のニュースを読みました。

 

2012年9月2日に自殺した兵庫県川西市内の県立高校2年の男子生徒がいじめを受けていた問題で、高校の校長が生徒の両親に対して「自殺ではなく、不慮の事故ということで生徒たちに説明したい」と打診していたことがわかった。

 朝日新聞の報道などによると、校長は自殺翌日の3日昼頃、両親に「第2、第3の自殺者が出ないよう、自殺ではなく、不慮の事故にしたい」と電話で打診した。両親が断ったため、学校は3日の学年集会で「自ら命を絶った」と生徒に説明したという。

 校長は自殺後初めて開かれた9月17日の会見で、「高校生は心に影響を受けやすい年頃なので、自殺というインパクトのある言葉ではなく、穏やかな表現にしたかった」などと説明した。
http://topics.jp.msn.com/wadai/j-cast/article.aspx?articleid=1396276

 

ちょっと文章を中略したりすると、内容の印象が大きく変わる気がするので、あえて、全文引用してみます。

 

まぁ、滋賀県大津市に限らず、全国で起きている問題を考えれば、『隠蔽』と考えてしまいガチな部分なのですが、おそらく、生徒に説明の段階なので、教委とか、色んなところには、もう、既に、出ている事柄なのだと思います。それが翌日のことだとしても、流石に、死亡の原因までは、隠すことは出来ないでしょうから。

 

なので、「高校生は心に影響を受けやすい年頃なので、自殺というインパクトのある言葉ではなく、穏やかな表現にしたかった」という発言も、言葉通りの意味だと思うのですが、どうにも、気色悪い部分があります。

 

インパクトがあることは事実だと思うのですが、この場合、同じ学校で起きたことを知らせないで、救われるモノって何かな?ということです。恐らく、校長が事実と反することを言えば、学校の中でそれが話題となるのじゃないでしょうか。同じクラスの生徒とか、事情を知る人もいるでしょうし…。

 

そう思うと、仮に、本当のことを言わなくても、知らなかった人は、徐々に知っていくでしょうし、その時に、このご時勢で、校長が真実を隠した…と知った時、もっと、酷い感情がおきるのじゃないか、と思いました。

 

勿論、当事者の人々と、ニュースを読んでいる私では、考えること、感じることは違うのでしょうが…心がざわつくニュースでは、ありました。

2012年9月12日水曜日

京都府の小・中学校・高校のいじめ認知件数が増加!暴力行為も近畿ワースト1・・・これをどう考えるか・・・。

以下のニュースをあわせ読みました。

 

文部科学省が11日に発表した平成23年度の児童生徒の問題行動調査。京都府内では、小中高校の暴力行為の発生件数(千人あたり)が、22年度に比べ減っているものの2年連続、近畿ワースト1、全国でもワースト3位になっている。暴力行為は特定の学校で集中して発生しているといい、一部の学校現場が、深刻な問題を抱えている状況が改めて浮き彫りになった。府教委は、指導教員の加配や、府警OBらによる非行防止教室などの実施で改善を図りたいとしている。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120912/kyt12091202020003-n1.htm
文部科学省が11日に発表した2011年度の国公私立学校の児童生徒の問題行動調査で、府内のいじめの認知件数は463件(前年度468件)だったことがわかった。1000人あたりでは1・6件で、全国平均(5・0件)を下回ったものの、公立学校では5年ぶりに増加。府教委は「件数はあくまで目安の一つ。見えにくいいじめへの早期発見、対応にも努めたい」とし、指導を強化していく方針だ。(倉岡明菜)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20120911-OYT8T01592.htm

 

この二つことは、むしろ、喜ぶべきなのじゃないかな?と思いました。いや、喜んじゃあダメですが、不名誉なことではない、と考えた方が良いのじゃないでしょうか?

 

例えば、熊本県は「いじめの認知件数」が飛びぬけております。

 

県内の小中高校、特別支援学校が2011年度に把握したいじめの件数は前年度比1036件増の6832件で、千人当たりの認知件数は4年連続で全国最多の32・9件だったことが11日、文部科学省の「問題行動調査」で分かった。

【中略】

県内の小中高校で11年度に起きた暴力行為は261件で、前年度比63件減。小中校の不登校児童生徒は1494人(小学校197人、中学校1297人)で、前年度比6人減となった。
http://kumanichi.com/news/local/main/20120911005.shtml

 

このニュースでは、認知件数は多いけど、暴力行為は減っている訳です。滋賀県大津市の事件の印象がまだ強いですが、「いじめが認知されている」と、「いじめが起きていない」は、また、別問題です。

 

また、起きていると認めないと、それに対する対処も出来ない訳です。隠せば隠すだけ、対応ができない、ということですね。熊本県が全国最多となっておりますが、他府県でも、同じくらいか、もっとあるのじゃないかな?と思います。

 

感覚的ですが、人口が集中する都会の方が、より、「いじめ」が多いような気がしますが・・・。まぁ、感覚的なので、データーがある訳じゃあないですが・・・。

 

そこで、京都府のニュースをあわせて考えてみると、暴力行為が近畿ワースト1であることも、また、いじめの認知件数の増加も、それらを対処する・・・という意味では、その前段階が、しっかり出来ているのだと思います。だから、それをまるで「悪いこと」のように、とらえる・・・人がいたとしたら、ちょっと、視点を変えていった方が良いのじゃないかな?と思いました。

 

 

滋賀県の事件があって、私は、教育委員会というモノ自体に一定の不信感を持っていたのですが、熊本県の県教委の方がテレビで話されてましたが、「いじめは絶対に起きるから、いかにして見つけ出すかが大事」という考え方は、非常に、しっかりしているな、と思いました。

 

一つの事例で、全体のことを印象付けて考えるのは、よくないな、と思いました。

2012年9月8日土曜日

親や親戚を扶養する義務・お笑い芸人生活保護報道問題の顛末から考える。

人気お笑い芸人の母親の生活保護受給をめぐる報道で放送倫理違反があったとして、生活保護問題の専門家らが来月上旬、一部の民放テレビ局の放送内容を審議するよう放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会に要請する。「極めてレアケースである高額所得の息子の道義的問題を『不正受給』であるかのように報じた一連の報道は、社会的に困窮した状態にある多くの人への誤解や偏見を助長した」と批判している。
現行法では、親族による扶養が生活保護の受給要件になっていないにもかかわらず、芸人の会見映像とともに「追跡 生活保護“不正受給”問題の闇」といったテロップを流したり、コメンテーターが「安易に受け取らないモラルが必要だ」などと発言したりしたことを問題視している。
http://www.asahi.com/national/update/0831/TKY201208300744.html

ちょっと古い話題ですが、ちょっと考えるところが多かったので、書いて見ます。

 

と最初に頭に浮かんだのですが、当時のテレビ、ネットを含めた狂いっぷりは、恐ろしかったな、と思いました。もう忘れましたが、政治家の誰かが『自己責任』という言葉を連呼していた時に、近い雰囲気があったような…。 あの時の雰囲気は、

 

結局のところ、福祉事務所を通して、相談して、仕送り額とかを決めていたのに、『不正受給』という印象を与えようとしたメディアは何だったのか? 2ちゃんねる転載ブログとかを見ていると、もう、ルールのことを無視したDisが飛び交っていて、それも、怖かったです。何故、福祉事務所の方に怒りが向かないのか???

 

世の中には、息子が金持ち、親が生活保護受給なんて世界とは、程遠い金持ちも沢山いると思うのですが…。 そういう金持ちや、社長に批判がいかないのか?親族がどうこうよりも、社会に貢献する義務(じゃないけど)があるように思えます。親子、親戚の扶養義務のあるなしだと思うのですが、多分、批判の対象になる人の方が少なくて、また、マイノリティーを叩くことで…世論を…という気がします。 つまりは、まぁ、既に、調教済みで、牙を抜かれている…ような。

 

あの炎上とも言える状況に乗っかると…もしも、自分が同じ立場になった時に・・・。自分を苦しめるだろうな・・・。誰しも、なりうる可能性があることだと思うけど…。

 

子が親を扶養する義務はあるのか?と考えると・・・。

 

親には子供が20歳になるまでは強い扶養義務があり収入に完全比例して扶養費を負担する必要があります。
20歳を超えれば相互扶養義務であり子供が一方的に親を扶養する義務が存在するわけではありません。
極論すれば余裕があっても出来ませんと言えばそれまでです。


ただし本人の意思で生活保護等の申請すら出来ない状態なら後見人制度等利用して生活保護ぐらいは申請してください。


そうしないとあなたにも相互扶養義務を果たしているとはいえませんので。
つまり連絡は取る必要はないが親がある程度高齢になれば生活を営める状態であるかぐらいの確認の義務はあります。親の扶養義務について - 法律 - 教えて!goo

 

このようなページが。まぁ、さっくりと解釈すれば「子どもは親の面倒をみないといけない」義務はない訳です。勿論、「面倒をみた方が良い」は「道義的」な部分なんでしょう。

 

そのあたりを一緒くたに騒ぎまくって…同じ状況になりえる人、ならない人、騒ぎを起こして得する人…というのを考えれば、政治家や、メディアの意図は、とれるように思えます。

 

まぁ、こういう考え方は、陰謀論とかに繋がっていく訳ですが…。。。

 

『不正』はいけないですが、もうちょっと寛容な心を持っておかないと、まわり巡って、自分の首を絞める時が来るように思えるのです。

2012年9月6日木曜日

旅行かばんの中に広島市の小6女児(12)を押し込み連れ去った成城大2年の男はプリキュアが好きでメイド喫茶に通い居合同好会に所属していた。

以下のニュースを読みました。
旅行かばんの中に広島市の小6女児(12)を押し込み連れ去ったとして、監禁の疑いで、広島県警は東京都世田谷区の成城大2年、小玉智裕容疑者(20)を逮捕していたことが5日までに分かった。

 容疑者は4日午後8時半過ぎ、同市西区の路上で塾帰りの女児に声をかけ、果物ナイフを見せ脅迫。女児の手を粘着テープで縛り、所持していたかばんの中へ入らせた。その後、タクシーを止め、かばんをトランクへ積んで乗車した。
同容疑者は10年4月に成城大社会イノベーション学部に入学。現在は留年し、2年生として在籍していた。同学部2年の男子学生は、同容疑者について「居合同好会の幹事を務めていて、学校にはほとんど来ていなかった。(アニメ)プリキュアが大好きで、趣味は、秋葉原のメイド喫茶通いと聞いた」と話した。
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20120906-1012383.html
プリキュアシリーズは、2004年からABCの日曜朝8時30分のアニメとして制作され、テレビ朝日系列で放送された『ふたりはプリキュア』に始まり、シリーズ全体では東映アニメーションの女児向け作品としては『美少女戦士セーラームーン』シリーズ以来の新風を巻き起こし、シリーズを重ねている[1]。ただし、本作における各シリーズ間には登場人物や世界観などの連続性はなく、放送話数は番組単位として話数は1年ごとにリセットされる。また、1シリーズは1年あるいは2年ごとを区切りとしている。これらが同一の世界観で活躍するのは「プリキュアオールスターズ」シリーズのみである。
プリキュアシリーズ - Wikipedia
コスプレ系飲食店(コスプレけいいんしょくてん)とは、漫画やアニメを中心としたサブカルチャー、とりわけおたく文化を取り入れ、店員がコスプレをして接客を行う飲食店である。喫茶店ないしは居酒屋などを業態とする物が多い。

特に女性店員がメイドのコスプレを行って接客する喫茶店を特にメイド喫茶あるいはメイドカフェと呼び、男性店員が執事のコスプレをして接客する飲食店を執事喫茶と呼ぶ。女性店員が男装のコスプレをして接客を行う王子喫茶やギャルソン喫茶もある。
コスプレ系飲食店 - Wikipedia
居合道(いあいどう)とは、林崎甚助公によって創始された武術である抜刀術・居合を武道としたものである。

居合道とは、日本刀を用い、抜刀から納刀、および諸作法を通し技能の修練のみならず 人格の涵養なども含めた各自による自己修練のこと。 現在、座った状態で、鞘から刀剣を抜き放ち、さらに納刀に至るまでをも含めた技術を、一つの独立した武道と成している国は、全世界でも日本のみで、実は非常に稀有なものである。
居合道 - Wikipedia

 

果たして、容疑者のプロフィールまで報道する理由は何か?プリキュアシリーズは、確かに、子ども向けのアニメだけど、大人も感動できる作りになっているらしい。なぜなら、親子で見るのを想定して。メイド喫茶も、昔よりは一般的になってきたから、日本を代表するカルチャーに思える。居合いのことは、よく知らない。

 

プロフィールなんだから、事実なんだろうけど、この三つを並べた時に、「居合いをやってるヤツはこれだから気持ち悪い!」とか、そういう発想にはならないと思う。

 

私が、中学生ぐらいの時は、アニメとかは、もっと、肩身が狭くて、女の子が主人公のアニメとか見ていたら、兄から、バッキバキにDisられたのを覚えている。

 

オタク不遇の時代があった。

 今は、和らいでいるのじゃないかな?犯罪予備軍とも思われるような扱いを受けていた。私は今年32歳になるけど、なんというか、中学に入ってアニメを見ているのは恥かしい!という意識はあった。

 で、私より5歳くらい年下の世代。小学校とか、中学校の時に久作エヴァを見ていた世代は、私の触れ合った中だけど、比較的、オタクなどを肯定的にとらえている気がする。全く闇を抱えてない気はしないけど。
エヴァンゲリオンはオタクの生き難い時代を変えたのか?エヴァを高校生の時に見なくて良かった…だが。 - 超外伝キルヤスデメ劇団

 

『オタク 不遇』で検索すると、トップで出てくる私のダイアリは何か?

 

今は、オタク文化が、比較的オープンになったけど、結局、プロフィールは事実なんだろうけど、プリキュアと、メイド喫茶から連想されるのは、オタクやロリコンは何するか分からん…ということなんじゃないだろうか?

 

この平和な世の中で、わざわざ真剣に触れるヤツは…とか、思う人はいないと思う。

 

事実は、事実として、報道されるべきなのかも知れないが…私は、冒頭のニュースを読んで、幾ばくか、傷付いた。そして、中学時代に、暗い気持ちで、隠れてアニメを見ていたことを思い出した。

2012年9月2日日曜日

尼崎の女子中学生(15)、女子中学生(15)を暴行し、監禁し、暴行する。

以下のニュースを読みました。
兵庫県警尼崎南署は1日、尼崎市の中学3年の女子生徒(15)を監禁し、けがをさせたとして同級生と他校の中3女子2人=いずれも(15)=を傷害と監禁の容疑で逮捕した。

 逮捕容疑は8月27日午前8時すぎ、市内の公園に女子生徒を呼び出し暴行、その後、他校に通う女子宅に同日午前10時ごろから午後7時前まで監禁し暴行した疑い。女子生徒は頭や腕などの打撲で軽傷。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120901/waf12090118320018-n1.htm
まじかよって感じですが、『監禁』って何かを調べてみました。あわせて確認。
監禁(かんきん)とは、本人の意思を無視し、一定期間、特定の場所に閉じ込めること。日本国の刑法では不法に人を監禁した場合には監禁罪となる。

また、監禁の程度の低いものを一般に軟禁(なんきん)と呼ぶが、これは法律用語ではなく、法律上はすべて監禁となる。
日本では物理的に自由を奪う場合のみならず、脅迫を以って脱出を断念させることも監禁罪となる。継続的に被監禁者を取り囲む、扉の前に立つ等の行為も監禁の手段となる。車のボンネットに人が乗っている状態で車を走らせる行為が監禁罪となったケース[1]もある。現行犯逮捕した犯人を事務所内に捕り置き、すみやかに警察機関に通報せず監禁を継続する行為も監禁罪に当る。
監禁 - Wikipedia

ふーむ。この説明では、意味合い的に『軟禁』であっても、『監禁』と表現される訳ですね。でも、『軟禁』じゃあなくて、『監禁』という表現されているのは、『暴行』があった・・・という部分でしょうか。しかし、だったら、その女子宅の親御さんは、何も分からなかったのかが気になります。音とか、様子などで・・・。

 

まぁ、親御さんがいるかどうかも、記事からは分からんですが・・・。

 

最近の中学生も、特に異性のことは分からないすが。また、暴力に男女は関係ないのかも知れませんが、女の子が女の子に暴力を振るうというのは・・・やはり、心に引っかかるモノがあります。その辺りは、性に対するイメージの部分で、あんまり、正しいことじゃないのかも知れませんが。

 

それでも、男同士で行われるよりも、特殊なケースに思えます。

2012年8月30日木曜日

美輪明宏さん「いじめを見ている君へ」が良いと思う。

いじめ問題に関して、読んだこと。ちょっと前に記事のメモをしたのですが、忘れておりました。

ずいぶん前から言ってますが、いじめは犯罪(はんざい)です。やってることは脅迫(きょうはく)、暴行、傷害(しょうがい)、殺人。実態(じったい)をちゃんと表すために「いじめ」ではなく「犯罪」という言葉を使うべきです。

 そしてあなたがそれを黙認(もくにん)していると、加害者(かがいしゃ)は「やってもいいんだ」と正当化されたように感じます。黙(だま)ることは共犯(きょうはん)なんです。「犯罪者の共犯」。そう言われると重大に感じてギョッとするでしょう?
http://www.asahi.com/national/update/0807/TKY201208070720.html
いじめっ子に立ち向かうのは怖(こわ)い? みんなでやれば怖くなんかありません。だっていじめっ子の方が数が少ないんだから。私は実際、小学生のときにそうしてやりました。

 クラスにいじめっ子が4人いたんです。弱い子の机をひっくり返したり殴(なぐ)ったり蹴(け)ったり。私は、やられている子たちを集めて「みんなでやっつけよう」と言いました。男女20人以上集まりました。帰り道に神社の境内(けいだい)で待ち伏せて、みんなで一斉(いっせい)にかかって、こてんぱんにやっつけました。

 

はてなブックマーク - 朝日新聞デジタル:《いじめを見ている君へ》美輪明宏さん - 社会」ここに集まっている意見を読むと、肯定的なモノもあれば、否定的な意見があったのですが、私は、かねがね、肯定的に思いました。

 

まず、「いじめ」じゃあなくて、暴行、傷害、殺人・・・というのは、納得ができる部分です。

 

「みんなでやっつけよう」というのも、難しいように思えるのですが、もし、それが可能であれば・・・と思いました。いや、教室の中の人間関係、社会の人間関係を考えると、そこが難しいとも思えるのですが…。

 

もしも、いじめが起きた時に、教師も教委も役に立たないなら・・・子ども達の力だけで排除できたら・・・それは、良いことだな、と思いました。

 

今の社会は、そうじゃないと思うのですが、「そうなる」ために必要なことを考えてみるのも良いのじゃないか?と思いました。

2012年8月24日金曜日

大津市いじめ暴行加害者は担任の女性教諭を「脇腹や顔などを計10回、殴ったり蹴ったりした」けど故意じゃあなかったそうです。

以下のニュースを読みました。大津市いじめ暴行事件の加害者が担任の女性教諭にも、指を骨折させていた・・・の続報です。

学校の体育館で翌日に控えた修学旅行の事前指導が行われていたさなか、同級生が急に立ち上がり、帰宅すると言って暴れた。更衣室に向かい、追い掛けて止めようとした担任の女性教諭を蹴ったという。

 担任が足を左手で止めようとして小指を骨折。同級生はその後も止められるまで脇腹や顔などを計10回、殴ったり蹴ったりした。市教委は当初、取材に対し、小指骨折は暴れていた男子生徒の足が偶然当たったためで、「担任を狙ったのでなく、故意ではなかった」などとしていた。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120824-OYT1T00174.htm

「同級生はその後も止められるまで脇腹や顔などを計10回、殴ったり蹴ったりした。」を故意ではなかった・・・というのは、どういうことなのだろうか???

 

なんというか、ひどい言い方をすれば、完璧にキチガイの暴力者だと思うのだけど、中学校にいるってだけで社会から排除されないのか?こんな乱暴者は警察に送れば良いのじゃないか?と思った。しかし、そこまでして庇う必要があるのか?と思ったのだけど・・・。

 

よく考えたら、加害者がどうこうじゃなくて、こういう事件があったことが、学校としては不祥事にあたるから、隠蔽をする訳か。でも、滋賀県のイメージで、もう、教育関係者に過度な期待はしなくなったから・・・。

 

隠蔽するくらいなら、すぐに警察沙汰にして、社会から隔離した方が良いのじゃないかな。

 

滋賀県は、全国の中で特殊なんだろうか。それとも、この学校だけなのか?偶然、暴力者がいたのか?世の中が、とても、怖くなってきた。

2012年8月23日木曜日

大津市いじめ暴行加害者が転校後に暴行事件を起こし傷害容疑で書類送検されていた。

以下のニュースを読みました。

大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒=当時(13)=が自殺した問題で、いじめの加害者とされる生徒の1人が、京都府内で別の中学生に暴行してけがを負わせたとしたとして、京都地検が傷害の非行事実で京都家裁に送致していたことが21日、分かった。

 被害者の中学生側は「殴られたうえ、かばんを燃やされたり、文房具を捨てられたりした」と訴えたといい、今年7月に府警に被害届を提出。府警が生徒から任意で事情を聴き、傷害容疑で書類送検していた。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120821/waf12082111540008-n1.htm

多分この辺りにからめると、バッキバキにブログが炎上するように思えるのですが・・・。

 

良心の異常な欠如
他者に対する冷淡さや共感のなさ
慢性的に平然と嘘をつく
行動に対する責任が全く取れない
罪悪感が全く無い
過大な自尊心で自己中心的
口達者
精神病質 - Wikipedia

 

一般的な道徳観念等々から考えたら、私は、確実に病気だと思えるのだけど、どうなのだろうか。はたまた、それを病気だとしなくても、人を死においやったと思える行動を、再び行える、その精神、内面は、矯正、あるいは、更生しないとダメなのじゃないだろうか?

 

このまま行くと、加害少年は、少年法の外にいった時に、もっと、ひどい犯罪をするのじゃないか?と思える。

 

人間のありようは様々で、色んな人間がいて当然だと思うのだけど、一つの社会で生きている以上は、再犯にいたる部分は、なんらかの処置が必要なのじゃないだろうか?

 

いじめ、暴行で、人の死に関わって、なのに、また同じ事を繰り返す加害者は、徹底的に社会から隔離した方が良いと思った。今は、そういう機能はないけれど、例えば、お寺で修行をするとか、そういう宗教性もあっても良いのじゃないか?と思えるレベルだと思った。

 

しかし、この内容は、写真週刊誌が、もっと前に報道していたことだったが・・・ウソじゃあなくて、事実だったんだな・・・。ある程度、信頼できる情報ソースなのかも知れない。

2012年8月21日火曜日

仙台市私立高校根性焼き事件・被害者は「俺もやってみる」「星形に焼いてくれ」「熱くねえ、ここにやって」と根性焼きを要請したた弁護士が公開。

以下のニュースを読みました。

仙台市の私立高校の男子生徒(16)が「同級生にいじめられた」として仙台東署に傷害容疑などで被害届を出した問題で、たばこを腕に押しつける「根性焼き」をしたとされる元生徒の少年=自主退学=の代理人弁護士が20日、「(根性焼きは)要請を受けてやったもので、傷害罪は成立しない」との意見書を同署に出し、報道陣に公開した。

 男子生徒は「無理やりたばこを押しつけられた」と訴えている。意見書で代理人は、少年が5月25日、自分の左腕に4カ所の根性焼きを入れたところ、被害届を出した男子生徒が「俺もやってみる」と言い出したと説明。3日後、少年は「星形に焼いてくれ」「熱くねえ、ここにやって」と求められるまま男子生徒に根性焼きをしたと主張している。
http://www.asahi.com/national/update/0820/TKY201208200396.html

まぁ。インターネットでは、ガンガンに校名がわれているのに、まだ、私立高校と語られる不思議。

 

まぁ。それは、ともかくとして、なんでも弁護するのが、弁護士なんだなーと思いました。ムチャがありすぎる。しかしながら、もしも、被害者が根性焼きを「要請」していたら、それは、「傷害罪」にはならない…なんてのを聞きました。SMとかも、合意があれば、傷害罪にはならないみたいなモノだ。

 

もしも、要請していたとしたら、何故、被害者は、根性焼きのことを表明したのか?要請することで、加害者達をだましうちしたかったのか?

 

私の想像では、最初の1回、ないし、数回までガマンして、途中でギブアップして、その後、加害者達が押さえつけて…という方が想像がしやすいですが・・・。

 

まぁ、素人の想像なので、なんの根拠もないのですが…。

 

裁判が、そのように向かっていくか分からんですが…。非常に、ややこしいことが起きているな、と思いました。最終的に、どこに落ち着くかが、非常に気になります。

2012年8月15日水曜日

放射農と「放射能で汚染された農作物」を略す暴力性に関して(個人的な見解)。

 

この辺りのツイートが原因で、男前豆腐店のツイッターはちょっと炎上したみたいです。これは、私の超個人的な見解で、また、小学生ぐらいの時から、ずっと考えている事なのですが、本人にそのつもりがなくても、『名称を略する』ということには、常に『暴力性』があると思います。勿論、愛称とかの意味合いもあるのですが、本来の名称を言いやすいように自分勝手に略したり、簡単に言うことは、おこがましいことだと思っています。

 

また、その多くの場合は、何かをバカにした意味合いや、適当に扱っているニュアンスが自然と含まれると思います。私が、そう考え続けてきたのは、小学校時代の体験からです。以下のような「障害児」のことを「がいじ」と略して呼ぶことが、小学生の時に、心を悩ませた部分でした。

障害児のことを「がいじ」と言います。昔はそう言っていたのですが差別用語なので言ってはいけません。障害児(者)を傷つけることはいけないし、障害児(者)の気持ちを考えなくてはなりません。
中学校の息子が学校で、同級生に「がいじ、がいじ」と言われ悩んでるのですが、何か良... - Yahoo!知恵袋

一般的かどうか判りませんが、関西圏(特に大阪に近い地域)の 主に若い子が使う障害者(児)への蔑称です。 いじ=障害児 ようご=養護学校(今の支援学校)の意味です。

「がいじ」にはそれこそ肢体障害から知的障害まで含めた、 「ようご」は知的障害者への差別・蔑称で公式な呼称ではありませんし 私が知っているだけで20年位前にはもう存在していた言葉です。


私の友達は、知的障害者を 『がいじ』と呼びます。 私は差別用語に聞こえますが、 ... - Yahoo!知恵袋

 

この言葉は、ウィキペディアなどには書かれない、かなりローカルなモノですが、確かに、存在していました。近所の子どもは、小学校の時に使っていて、20歳を超えても使い続けているのが、ショックでした。

 

本人の意図とか、良い・悪いに関係なく、私は、『略称』自体のイメージ、原風景が、この差別的な言葉にあるので、スマートフォンを『スマホ』というのも、『アプリケーション』を『アプリ』というのも、根本的には嫌いです。許せないレベルじゃあないですが。

 

なので、私は、食品会社の人が、瓦礫の広域処理に反対される部分は否定しません。私も、広域処理は「本当に必要なのか?」という疑問を持っています。しかし、『放射能に汚染された農作物を略して放射農』というのは、前述の通り、嫌な気持ちになりました。真意がどうであれ、私の中では、適当な、粗雑な言葉の使い方で、世の中を煽る、炎上が起きるだけで、瓦礫問題の本質からは、外れた部分で、誰かを嫌な気持ちにさせるモノだと思いました。

 

事実、私が嫌な気持ちになっております。かなり、個人的なことなのですが、私の心の大事な部分に抵触したので、記事に書いてみました。

中川翔子さんの「いじめられている君へ」が素晴らしい。

以下の記事を読みました。中川翔子さんが、「いじめ問題」に関して語られた記事です。
私は趣味(しゅみ)の世界に救われた。いくら「オタク」って言われても、絵を描いたり、漫画(まんが)を読んだり、ゲームをしたりするのが好き。今はインターネットで仲間を作ることができる。学校の外にすてきな出会いがたくさん待ってるんだから、何か一つでも、楽しいことを見つけてほしい。

 人は、両親や祖父母、その先祖(せんぞ)らが出会って生まれた、いわば奇跡(きせき)のような存在。人生を邪魔(じゃま)する資格は、誰にもない。(なかがわ・しょうこ=タレント)
http://www.asahi.com/edu/news/TKY201208140480.html

ここに到るまでを読んでいると、彼女は、中学時代に「いじめ」を受けていても、芯の強い人だったんだな、と思いました。オンの子が、女の子をいじめるのであれば、暴力はともなわないだろう、と思うのですが、考えが甘いかも知れません。

 

彼女のマンガ関係の知識や、好きっぷりは、かねてから本物だと思っておりましたが、その背景を知ってしまいました。でも、世の中に好きな物があれば、生きて行く力になる…というのは、分かる気がします。私が、何かに絶望したときに、でも、せめて、好きなアニメが終るまでは…とか、考えたことがあるような気がします。

 

今は、アニメも見なくなりましたが、2011年に、何かに絶望していた時は、せめて、2012年の秋には、エヴァQがある、とか、考えたような気がしました。

 

引用部分の最後の言葉が、非常に良かったです。あまり、先祖や、親がいて、自分がいる…というのも、最近は、考えてない気がしますが・・・。ただ、「人生を邪魔する資格」というのは、考えられました。人と人が関わることで摩擦が起きたり、悪意の発生器のよな人もいますが、誰しも、誰からも、邪魔されない権利は持っているハズだ。と思いました。

 

 

彼女の記事が、多くの人に届いて欲しいと思い。記事を書きました。

澤村憲次教育長がハンマーで殴られる。さいたま市内の大学生(19)の犯行。

以下のニュースを読みました。
15日午前7時50分ごろ、大津市役所(同市御陵町)別館2階の市教育委員会教育長室で、同市の澤村憲次教育長(65)が、入ってきた男にいきなりハンマー(長さ約30センチ)で右側頭部を殴られた。澤村教育長は右目上を切る軽傷。市教委の男性職員が、男を取り押さえ、駆け付けた滋賀県警大津署員が殺人未遂容疑の現行犯で逮捕した。

 逮捕されたのは、さいたま市内の大学生の男(19)。同署によると、男は大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒(当時13)が自殺した問題を巡り「テレビやインターネットの報道を見て(澤村教育長が)真実を隠していると思い、許せないと思った」などと供述し、容疑を認めている。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120815/waf12081509520009-n1.htm
大津市役所の教育長室で澤村憲次教育長が男にハンマーで殴られた事件について、いじめ問題を調査するため市が設置する外部調査委員会の委員に決まっている教育評論家、尾木直樹法政大教授(臨床教育学)は、「大津市教委はこれまでいじめ問題で隠蔽に次ぐ隠蔽を重ね、教育長は責任逃れの発言を繰り返していた。国民は怒り心頭に発していて、いつか直接ぶつけるのではないかと思っていた」と話した。

 その上で、「もしかしたら容疑者はいじめられた過去があり、憎しみをぶつけたのかもしれない。行為自体は前代未聞で1%も許されることではないが、いじめ問題の市教委の対応は最悪で、犯行に至る下地になった可能性も考えなければならない」と、市教委の姿勢を改めて批判した。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120815/waf12081510430010-n1.htm

尾木直樹さんのコメントは、URLにアクセスしても、既に、引用部後半がさしかわっております。

 

昼頃に、別件でニュースを調べていて、このニュースのヘッドラインを読んでビックリしました。もう、来るところまで、来てしまったのかな、と思いました。暴力では何も解決しない…という典型だと思いますが、滋賀県から遠く離れた、さいたま市内の大学生が犯行に到るのは・・・。

 

おそらく、テレビやインターネットによる報道の部分が大きいと思います。最近は、「はてな」のトップエントリをみていても、「いじめ」の話題は、少ない目になっていましたが、ちょっと前は、そんな話題ばかりでていました。私も、HTBをしていたので、その一役を担っていた訳ですが・・・。

 

また、2ちゃんねるや、2ちゃんねる転載ブログでも、同様の現象だったのじゃないか?と想像します。このことに関しては、やはり、マスコミ、テレビ、ネットの影響が大きいのじゃないか?と思えました。

 

もう、「抑止力」なんて言葉は使いませんが、社会から怒りを買うようなことをすると、インターネットなどを通じて、怒りが増幅して、見知らぬ他人から暴力を浴びせられる例になってしまったと思います。かなり稀有な例かも知れませんが、もしかしたら、そういう危機意識は必要なのじゃないか?と思いました。

 

また、大津市の事件で、波紋が広がってしまいました。連鎖するのじゃないか、と、心配になりました。

2012年8月13日月曜日

全教滋賀教職員組合などが主催の、「いじめは犯罪か」などを考える教育シンポジウムが開催されたそうです。いじめは、犯罪で良いと思います。

以下のニュースを読みました。

大津市立中学2年の男子生徒の自殺問題を巡り、いじめや自殺について考える教育シンポジウムが12日、大津市打出浜の市勤労福祉センターで開かれ、教職員や保護者ら計約160人が参加、「いじめは犯罪か」について議論が白熱した。

 全教滋賀教職員組合などが主催。福井雅英・北海道教育大教授をコーディネーターに中学教諭や保護者、弁護士らが意見交換した。

 中学教諭は「いじめイコール犯罪とすると、子どもや教員が萎縮するのではないか」と発言。これに対し、「強い者が弱い者をいじめるのは犯罪だ」「いじめを犯罪ととらえることが重要で、前科がつかないレベルで対処すればいい」など反対意見が相次いだ。

 一方、「すべて犯罪と呼ぶのは乱暴」「いじめとは何かを考える必要がある」などの意見もあった。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120813-OYT1T00542.htm

私は、犯罪で良いと思います。試しに、犯罪をインターネットで調べてみると。

犯罪(はんざい、英語: Crime)とは、一般には、法によって禁じられ刑罰が科される根拠となる事実・行為をいうが、それぞれの学問分野においては、より実質的な定義がなされることもある。刑法学上は犯罪を「構成要件に該当し違法かつ有責な行為」と定義することが多い。
犯罪 - Wikipedia

こんな感じです。まぁ、だから、「いじめ」の中には「犯罪」と「犯罪じゃない」、いじめがある…というのが、正確な解釈だと思うのですが、では、罪に問われないのなら、「いじめ」は良いのか?ということになると思います。

 

勿論、法律による罰、刑事罰以外でも、社会的な制裁というのはあると思えますが、結局のところ、被害届を出して受理されれば「犯罪」となるようなことも、出来てないのが現状だと思うのです。そして、多くの場合、学校や、社会や、家庭に抑止・抑制の力がないことも、問題だと思うのです。

 

では、いじめは犯罪か?と考えた時に、もう、「いじめは犯罪」とした方が、私はスッキリすると思うのです。例えば、いやがらせ、性的嫌がらせ、セクハラなどなども、「犯罪じゃない」領域があることで、野放しになっている部分もあると思うのです。

 

実際に、警察が出動する、被害届を出す、裁判になる…というのは別問題として、抑止・抑制の意味で、「いじめは犯罪」と思って取り組んだ方が良いと思いました。

 

ところでHTBCにも書かれていたのですが、「萎縮する」って、どんな先生と生徒が、どんな理由で「萎縮する」のでしょうね?萎縮するなら、萎縮した方が良いように思える人もいますが???

2012年8月11日土曜日

消費税が増税されるなら節約を頑張ろうかな。

以下の記事を読みました。昨日知ったことの続報かな。

消費増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案が参院本会議を民主・自民・公明の賛成多数で可決、成立したことを受け、野田佳彦首相は2012年8月10日夕方、首相官邸で会見した。

 野田首相は会見冒頭、増税が09年衆院総選挙時のマニフェストに記載されていなかったことを「深くお詫びしたい」と陳謝する一方、「打ち出の小槌のように、どこかからお金がわいてくるわけではない」と法案の意義を改めて強調。法案成立後「近いうちに信を問う」と自民・公明と合意した件については、これまで通りコメントを避けた。
http://topics.jp.msn.com/wadai/j-cast/article.aspx?articleid=1275141

ふーむ。まぁ、なんだか、知らない間に、決まった感じがありますね。大津市いじめ暴行事件への憤怒も、ロンドンオリンピックへの歓喜も、原発や原子力に関する憂いも、全部、薙ぎ払われた感じが。非常に、政治のことを考えるのが、バカらしくなった。

 

まぁ、確かに、税金は、どこからかわいてくる訳じゃあないですが。事業仕分けとかはどうなったんだろう?お金は確かに、涌いてこないけど、無駄遣いをしなければ、減るのは少なくなる訳で。後は、逆進性とか、そんなんもあるけど、企業とかからは無理なのかな?法人税とかをあげると、政治献金とかに関わってくる?なんか、日本の金持ちは、社会への貢献とか、多く税金を納めるの嫌いみたいだし。

 

なんというか、もう、政治に期待できないし、個人的に節約することを本気で考えた方が良いように思える。例えば、何ができるかな。大体計算してみると、最終的に10%になるなら、10万円あたり、9600円くらい節約すれば、5%の時のタイになるみたいだ。

 

ふーん。私は独身だから、よく分からないけど、月20万円くらい消費すると、ざっくり考えると、月に2万円くらい浮かしたら良い訳か・・・。お酒を減らすとか、食べる物を減らすとか、節電するとか、節水するとか?例えば、食器洗い機とかを買うなら、今の方が良いかもな。節水効果とか、消費税が上がった後に、出続けるだろう。

 

だから、家電等々も、今のうちに買った方が良いのだろうけど・・・。多分、それができない層は・・・ばっきばきにされるのだろうな。もう決まったことって撤回できないのかね。原子力のこととかとあわせて、結構、限界が来ていると思うのだけど???

2012年8月10日金曜日

大津市いじめ暴行加害者が担任の女性教諭の手の指の骨を折っていたそうです。

以下のニュースを読みました。

大津市の中2男子自殺で、いじめの加害者とされる同級生3人のうちの1人が、今年5月、担任の女性教諭に暴行し、手の指の骨を折るけがをさせていたことが9日、捜査関係者などへの取材で分かった。

 滋賀県警が7月、中学校などを家宅捜索して押収した資料のほか、学校関係者への聞き取りで明らかになった。学校側は県警に事件の相談はしなかったが、県警は今後、学校側に被害届の提出を求め、傷害事件として捜査する方針。
http://www.47news.jp/CN/201208/CN2012080901002932.html

うーむ。学校の中で、生徒と先生の間柄に起きる怪我って、どれくらいからが、傷害とか考えるべきなのか。

 

指の骨が折れる・・・と言っても、程度の問題はあるだろうし。折れ方とかもあるだろうし。

 

多分、何か怪我とか、傷害があれば、すぐに被害届・・・という訳にはいかないのだろうけど、実際に、いじめ暴行を行っていた少年を、まだ、守る必要があったのだろうか。

 

指の骨折が、どれくらいのモノか分からないけど、色々なモノが積み重なっている感じがする。実際に、裁判等々がどうなるかは分からないけど・・・。ちゃんと、更生されるまで、社会から隔離された方が良いと思った。

2012年8月8日水曜日

橋本徹市長「いじめの加害者となった児童・生徒を転校させる権限」を市教委に要請。それに思うこと。

以下のニュースを読みました。

大阪市の橋下徹市長は7日、市教育委員会との意見交換会の席で、いじめ対策として「いじめた側の子どもは学校を移すという方針を打ち出してはどうか」と述べ、いじめの加害者となった児童・生徒を転校させる権限を学校に与える制度を検討するよう要請した。
http://www.asahi.com/national/update/0807/OSK201208070109.html

ふーむ。私は、結構、良い事なのじゃないかな?と思いました。少なくとも、いじめ、暴行を行うと、「転校させられる」リスクがああるというのは、抑止効果があるのじゃないか?と思いました。私が、彼のことを、どう思っているかは、ブログを通じて、伝わっていることだと思いますが。

 

ですが、転校を受け入れる側は、どう思うだろうとか?そんなことも思ったので、HTBCも確認してみました。そうすると、色々な意見がありましたが、特に、考えさせられたのが、以下です。

 

いじめの問題は、加害者・被害者が入れ替わったり等々あり。そういった困難さを理解しているの?


はてなブックマーク - 朝日新聞デジタル:「いじめた子は転校」橋下市長、市教委に検討を要請 - 社会

 

そうこの問題。仮に、加害者が転校したら、その先で「いじめ」にあう・・・という可能性はあるように思えます。私には、その観点が足りてなかったように思えます。

 

しかしながら、私が知る範囲では、「いじめをしていたことが原因でいじめられ自殺した」人の例を聞いたことがありませんので、それが転校じゃなくても、空間的に隔離する、加害者の方が、そのリスクを負う、という部分は、ある程度、納得のできる部分だと思いました。

2012年8月5日日曜日

西原理恵子先生の「いじめられている君へ」の少年兵士の残酷さから考える。

はれた日は学校をやすんで (双葉文庫)

昨今のいじめ問題に関して、書かれたコラムの一説です。

大人は残酷(ざんこく)な兵士にもなるけど、家に帰ったらやさしいお父さんにもなる。愛することや大事なものを知ってるから。でも、少年兵は物事の重大さが分からず、簡単(かんたん)に人を殺しちゃうんだって。生前(せいぜん)にそう言っていました。子どもってそういう生き物。「子どもなのになぜ?」って思うかもしれないけど、戦場の理屈(りくつ)だと、そうなんだって。

 いくら紛争地帯(ふんそうちたい)でも、年間3万人も死ぬことはそんなにありません。でも、日本ではそれくらいの人々が自殺しています。そう、この国は形を変えた戦場なんです。戦場では子どもも人を殺します。しかも、時には大人より残酷になる。
http://www.asahi.com/national/update/0804/TKY201208040635.html

おそらく、戦場と社会、いじめ・暴行の加害者と、少年兵を比較することは、論理の飛躍のように思えるのですが、ただ、共通している部分もあるように思えます。仮に日本が銃社会であった時、中学生が、銃に触れる確率が、いまよりも高かったときに、いじめに銃は使われるか?と想像したら、威嚇や恫喝に使われる可能性はあるのじゃないか?と思えます。

 

ただ、本能か才能か、かなり、狡猾に自殺に追い込むようなことは起きても、暴行殺人(となったら「いじめ」じゃなくなりますが)というようなことは、あまり聞かないので、銃で殺す・・・というのは起きないのかも知れない。

 

武器・・・と考えた時に、例えば、記録と発信と携帯ができる、携帯電話とかは、現代の武器のように思えます。インターネットを含めて、相手の人生にダメージを与えることも出来ますし、恥かしいシーンとかを記録して、恐喝等々の材料にできるでしょう。そんな武器を、皆が持っていて・・・大人も使っているような気がしますが、例えば、中学生が小学生を集団で暴行して、それを動画サイトにアップする・・・というようなことは、もしかしたら、引用した「少年兵」に繋がるような気がしました。

 

ただ、インターネットは、必ずしも一般知識と言えない部分があるので、大人でもその「重大さ」に気付いていないのかも知れませんが…それを武器として使う中学生は、本当によく分かってないのかも知れない。

 

大人も、子どもも、残酷な人は、残酷で、そうじゃない人は、そうじゃないのかも知れませんが・・・もしかしたら、西原先生の言われるような、少年兵的なことが、身の回りで起きているのじゃないか?と思えました。銃ほど分かりやすくないだけで、武器がゴロゴロしている。武器の存在が、人の凶暴性を増す・・・なんて話も聞いたことがあります。

2012年8月4日土曜日

木村拓哉さん「いじめ」についてラジオで語られる(木村拓哉のWhat’s up SMAP)

7月27日に放送されたラジオ番組『木村拓哉のWhat’s up SMAP』(TOKYO FM)。番組内紹介されたメールの内容は、「自分はいじられキャラなのだが、いじられるのは嫌だ。すごく傷ついている」という深刻なものだった。これに対し、木村は真剣な口調でこう語り始めた。

「言葉を書いてみてもわかるけど、“いじり”と“いじめ”って一文字違いだし、紙一重だったりするんじゃないかな。相手が傷ついてたら、それはもういじめに片足をつっこんでるようなもんだよ。相手を傷つけているなら…」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120803-00000003-pseven-ent

今、いじめという名前の暴行事件は、社会的な影響が強いですが、芸能界への影響も大きいです。デヴィ夫人が大変なことになっていたり。このニュースを読むと、木村拓也さんも、スマップで人気が出始めた時に、集団で暴力を受けた・・・ということがあったそうです。

 

芸能界の中で、いじめを乗り越えられた人の話というのは、彼らが芸能人という成功者であるので、気持ちの部分では、一歩引いてしまうというか、薄い壁があるように思えるのですが、でも、屈しなかった人の言葉は、一定の意味があるように思えます。

 

いじめ、と、いじり。今実際に起きていることを考えると、暴行が「いじめ」だったり、「いじめ」が「ふざけ」と表現されたり、また、「ケンカ」と表現されたり、「遊び」と表現されたり・・・。彼のいう「相手が傷付いていたら」というのは、やっぱり、その通りで、「いじめ問題」を扱う時の、指針になっていた気がするのですが・・・。

 

ニュースの中で、以下の彼の言葉が印象的でした。

 

「いまはいろいろ教育方針も制定されて、ぼくらが学生のときに当たり前に存在していた、悪いことしでかしたときの、教師の握りこぶしや平手打ちが、いまは存在しない。それによっていいこともあったのかもしれないけど、何かが失われた感じがするんだ」

 

体罰は、また、別の問題を生むような気がします。私は、一応、体罰を受けないできた世代なんですが、小学校の時に、私じゃあないですが、平手打ちの現場には立ち会った気がします。

 

暴力というのは、勿論、良くないと思うのですが、もしかしたら、中学生にとって、学校の先生が、全く脅威じゃあないということがあるなら・・・それが、彼のいう『失われた』モノじゃないかな?と思います。

 

暴力は勿論よくなくて、平手や握りこぶしは、私も嫌いなんですが・・・。例えば、柔道とか、合気道とかで、絶対的に逃げれない、叶わない状態にフォールドされるとか・・・考えたのですが。そんなことができる先生は、本当の一部ですよね。

 

暴力を肯定する訳じゃあないですが、木村拓也さんが言われていることは、共感を覚える部分もあります。

2012年8月1日水曜日

大津市いじめ暴行事件の加害者実名さらしの抑止力という考え方に関して。

インターネットの実名晒しを抑止力と考えた…私もおりました。
ライブドアのネットリサーチで「いじめ加害者の実名晒す行為は違法だと思う?」という質問がされ、「思わない」が84.4%、「思う」が15.6%となった。

 この判断をするにあたり、提示されたのはBLOGOSに掲載された「大津市の中学校で起きたいじめの加害者の実名をさらす行為は違法性があるのか 」という記事だ。この記事では弁護士が名誉棄損罪が成立し、損害賠償責任を負う可能性について言及した。記事執筆者は「違法性はあるが、再調査の実現に繋がったと見る向きも」という問題提起をしたうえで投票が開始したわけだが、「思わない」が84.4%で、あまりにもひどいいじめの場合、名前が出るのもやむなし、と考える人が多いようである。
http://yukan-news.ameba.jp/20120729-74/
【定型文】 私は、小学校、中学校の時に、いじめの加害者にもなり、被害者にもなりました。加害の部分は、女子への容姿などを理由にした悪口や陰口などです。被害の部分は、小学校の時は暴力などです。1対多数になったことはないです。中学の時は、サブカル嗜好や運動面が劣っていることでバカにされたり暴力を受けたりしました。仲間はいました。

大学院の時は、修了に絶望して、自殺しそうになったことがあります。結果、留年を交えて、修了はしました。社会人の時にも、色々ありました。

この文章は、「いじめ」問題を語る時に、定型文として使っております。記事にしている問題に関する、私の背景を知ってもらうためです。理由のない興味本位じゃあないことを知ってもらうためです。

この定型文もよく使っているので、表現を変えたくなってきましたが。

 

私は、大津市での事件が再加熱していた頃に、実名さらしに関して、「これは、今後の抑止力になるのでは?」と考えておりましたが、結局、関係のない人まで巻き込んだ、実名さらしだったので、肯定的な意味での「抑止力」ということは、考えないことにしました。

 

「抑止力」という言葉自体、自衛隊は抑止力とか、核武装は抑止力、という使い方もされるので、前向きな言葉かは分からないですが・・・。

 

で、違法かどうか?で言えば、名誉毀損につながる訳で、「違法」だと思います。間違ったことだと思います。でも、「やむなし」じゃあないと思いますが、インターネット関係の法律が変わって、名誉毀損が非親告罪化しない限りは、多分、止まないのじゃないか?と思えます。巻き込まれた人は別ですが、加害者が、親告するとは、考えにくいです。

 

なので私は、たぶん、今後もなくならない・・・ということから、「抑止力」じゃあなくて、「脅威」と捉えることにしました。それがいじめじゃあなくても、社会的な悪。特に、人の感情を刺激することを行ったら、本人のニュースや、実名は、インターネットに留まり、続け、そして、人生の一面は封じられてしまうと思います。就職とか、しにくいでしょう。

 

その起こりうる脅威を伝えていくことが、抑止力じゃないですが、法律等々とは別の、罰というか、重大なダメージを与えることを、今後、伝えていくことが大事だと思います。なかなか、人間の悪の性を前提としたことを、義務教育で教えるのは、難しそうですが・・・。

 

ただ、結局、いじめ、暴行、恐喝等々は、その辺りの引き算的な考え方が出来ない人が起こすと思うので、全てを失くすことは、かなり、難しいと思いますが・・・。

2012年7月31日火曜日

公立中学校でいじめ暴行自殺事件は起きるけど私立では起きない?退学という抑止力。

公立中学の教員は公務員ですから、いじめ自殺のような事件が起きると社会からバッシングされますが、首をすくめて嵐が過ぎるのを待っていれば、いずれは平穏な生活が戻ってきます。

それに対して都市部の私立中学ははげしい生徒の獲得競争をしていて、いじめ自殺はもちろんのこと、「あの学校は荒れている」という評判が立っただけで、優秀な生徒を他校に取られてしまいます。入学者が激減すれば経営が成り立たず、学校は倒産、教師は解雇されてしまうかもしれません。私立中学の経営陣や教師は、「悪い評判を立ててないならない」という強力なインセンティブに動かされているのです。

私立中学では、いじめを根絶するためにどのような手段を使っているのでしょうか? これはきわめてかんたんで、問題のある生徒は片っ端から退学処分にしてしまうのです。
いじめ自殺はなぜ公立中学で起こるのか? 週刊プレイボーイ連載(60) | 橘玲 公式サイト

こんな記事を読みました。なるほど、私立は問題生徒を退学にするし、高校でも退学があるから、いじめ暴行自殺事件は、公立の中学で起きるのだな・・・。と思ったのですが・・・。

 

そのまま記事に書くのは、一抹の不安があったので、HTBCを確認してみました。非常に確認してよかったです。私の知らないこともあったので、その辺りのコメントの感想などを交えつつ、書いて見ようと思います。

「高校でいじめ自殺が起きない」って、兵庫県の私立滝川高校いじめ自殺事件(滝川ルネッサンス事件)を忘れたのですか? http://bit.ly/locOrJ

滝川高校いじめ自殺事件(たきがわこうこういじめじさつじけん)とは、兵庫県神戸市須磨区の私立滝川高校に通っていた当時高校3年生の男子生徒がいじめを苦にして自殺した事件である。学校側がいじめを否認し続けていたことや、学校裏サイトを使用したいじめが行われていたことから注目を受けた。
滝川高校いじめ自殺事件 - Wikipedia

この事件のことは知りませんでした。 Wikiを読む限りでは、どれくらい黙殺が行われていたか分からないですが、学校の裏サイトの存在とかを、学校側を知っていたのか?とか気になります。もしも、知っていたとしたら、大変な問題ですが。ただ、裏サイトの存在は、この事件によって、世の中に知れわたったとあります。

 

公立は情報開示義務があるが私立にはない。虐めを隠蔽しているだけ。問題生徒はすぐに退学させられるから私立の方が安心は大間違い。「市場原理の中で競争している私立学校は健全」は悪質なプロパガンダまたはお花畑

私立でも隠蔽があるのか。 あってもおかしくない訳ですが、学校の環境の悪さは、生徒間の口コミで広がりそうなモノですが・・・???

ただ、中学校の場合は、私立の方が学力レベルは、公立の方が高いように思えますが・・・。

誰も退学にした奴のことを考えてやらない、退学したやつをどう社会に回収するかの話も含めて考えないことには責任放棄をさせるだけの妄言

命がかかった問題では、ともかく、追い出す、というのは大事に思えます。

世の中の回収・・・は分からないですけど、もしも、自殺に繋がるような暴行をするような人は、ポンポンと社会にタライ回しにされても仕方がないような気がしますが、そうなると、多分、それは、別の犯罪の温床になるのかも?と思いました。

ぶっちゃけ中学は不登校で出席が限りなくゼロに近くても卒業できるのだから、公立中学に問題生徒に対する強力な長期もしくは無期限停学権限を認め、それを抑止力とすればいい


はてなブックマーク - いじめ自殺はなぜ公立中学で起こるのか? 週刊プレイボーイ連載(60) | 橘玲 公式サイト

ふーむ。 結局、私は、この意見に賛同かな?と思いました。

 

思えば、公立の中学校に通っていて、素行の不良とか、いじめとかで、本人のデメリット、失うモノが少ないように思えます。勿論、最終的に警察沙汰になったら、失うモノは多いと思うのですが・・・。

 

公立の中学校を卒業できない。最終学歴が小学校とかになれば、よっぽどの事情がない限り、現代社会では、かなりの道が閉ざされますし、退学とかは難しいのかも知れませんが。無期限停学になると、確実に、高校進学とかは難しくなると思いますが・・・。

 

頭は良くて、いじめをするような人には、効果があるかも・・・???

 

学校が毅然とした態度をとるのが前提ですけど、何か、いじめ暴行などを行う深刻なリスクが、抑止力として存在すれば良いのじゃないか?と思った訳です。

2012年7月30日月曜日

滋賀県警が大津市いじめ暴行事件の中学校生徒から事情聴取を開始する。

大津市の中2男子自殺で、滋賀県警は26日、男子生徒が通っていた中学校の生徒から事情聴取を始めた。同級生を中心に順次聞き取りを進め、いじめの実態解明を目指す。

 県警は既に、担任やほかの教員らへの事情聴取を開始しており、聴取するのは300人規模になる見通し。県警は生徒の聴取を夏休み期間の8月中に終えたいとしているが、立件の可否の判断は9月以降になる見通し。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120726/crm12072612490010-n1.htm

ふーむ。

 

実際のところ、滋賀県警は「いじめ」の実態解明じゃなくて、暴行とか、恐喝等々の容疑を調べる訳だから、「いじめ」の実態解明とは違うと思う。結果として、「いじめ」の実態は、解明される訳だけど。つまり、記事の以下の部分。

男子生徒の父親は窃盗や恐喝など6つの容疑で、同級生3人を大津署に告訴。県警は市教育委員会と中学校への家宅捜索容疑とした暴行に限らず、幅広い容疑を視野に捜査を進める方針だ。

まだ、容疑者の段階だから、 これらが実際に行われたか?という部分は明らかになると思うが、実際に、物的証拠というのはなくても、証言の積み重ねで、それらは証明されていくのだろうか。物的証拠なしに、容疑を確定するには、冤罪の可能性はある訳だけど、中学校という閉じられた環境の中での、証言は、どのような意味を持つだろうか。

まだ、容疑だけど、窃盗、恐喝、暴行というのが、学校の中で「いじめ」と、表現されるのに、違和感を感じる。悲しいけど、暴力があった場合は、どんどんと警察を、学校に入れたら良いと思う。

 

以下の部分も注目ポイント。

県警によると、生徒の聴取では心理的な負担を抑えるため、保護者の同席を求める。捜査員には表情や話し方に配慮するよう指導しているという。

学校側で行われる聞き取りは、「いじめ」の実態を封じるような聞き取り方をする傾向にあることもあるらしいから、このデリケートな部分を、滋賀県警が、どのように対処するかは、気になるところ。正直、報道の中で、滋賀県警のイメージも、ボコボコになっているから、どこまで、これ以上、印象が悪くならないか…。

 

というのは、あまりに打算的だけど、警察が「いじめ問題」への関わり方として、大きな影響を持つと思う。勿論、被害者が自殺をする前に、動くことができたら、一番、良かったのだけど。

2012年7月29日日曜日

緑の党(みどりの未来が母体)が結党。反原発は訴求力が強いと思うけど。

ドイツ・エコロジー政党の誕生―「六八年運動」から緑の党へ

「原発の即時全廃」を掲げる日本版「緑の党」が28日、東京都内で設立総会を開き、結党した。環境や参加民主主義を旗印に欧州などで躍進する緑の党とも連携。全国に広がる脱原発を求める声を背景に、次の衆院選比例区に候補者を擁立し、国政進出を目指す。

 緑の党の母体になったのは、約70人の地方議員らでつくる政治団体「みどりの未来」。28日、みどりの未来を解散して党を立ち上げた。みどりの未来から引き継いだ会員数は約1千人。党の正式名称は会員の投票で「緑の党 Greens Japan」に決めた。
http://www.asahi.com/politics/update/0728/TKY201207280683.html

ふーむ。大飯原発が再稼動して、関西、京都に住む私としては、非常に、興味深いことではあるのだけど・・・。

 

ただ、一つ、斜めから観てしまうのは、今ほど、「反原発」で議員になりやすい時はないと思う。勿論、それは間違ったことじゃあないと思うし、国民の声、反原発に関する声が届くのであれば、一番なんだけど、ちょっと、穿った見方をしてしまう。

 

反原発派の人数が、どれくらいで、それが、今の選挙区で、どれぐらい散ってしまうのか?はたまた、比例ではどうなるのか?などが気になる。結構な支持母体が予想される、アノ党も議席は持ってないのだっけ?どうなるか気になる。

 

ここまでが私が考えたことで、HTBCを確認してみる。


30年、40年計画ならともかく、「即時撤廃」の時点で全然ダメだ。原発のためなら「ほかの事なんかしらん」と言う態度で政治をやられたら、デメリットがでかすぎる。
はてなブックマーク - 朝日新聞デジタル:日本版「緑の党」発足 「原発全廃」で国政目指す - 政治

 

読んでみると、「即時」の部分に言及されている方が、そこそこいた。その中の一つを引用。

 

以前、知り合いと話した時、「稼動している時も停止している時もリスクが同じだから、稼動しながら徐々に移行がベスト」というような感じの話をしていた。私も、そう思った。のだけど、きっと、確率的に低くても、活断層がズレたりして、また、同様のことが起きる危険性はある訳で、「即時撤廃」というのは、その部分の危惧等々の表れなのかも知れない。

 

次の選挙がどうなるか分からないけど、もしも、反原発の民意も伝わりにくい選挙区の仕組みだったら、その辺りは、考えていった方が、良いと思う。

2012年7月28日土曜日

橋本徹氏の文楽批評への有栖川有栖氏のコメントが素晴らしい。

双頭の悪魔 (創元推理文庫)

長年文楽を見続けてきた作家の有栖川有栖さん(53)は橋下市長について「文化行政に一石を投じた」と評価しながらも、「最近の相次ぐ発言は高い芸を磨いている文楽の人々を侮辱するもの。どんな芸術でも、一、二回見ただけでわかる人はほとんどいない。知識を深めたり何度も見たりしながら好きになっていく。もし、橋下市長のように『僕の感覚』で文化を取捨選択するなら、大阪ではその基準の文化しか残らない」としている。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120728/lcl12072800150000-n2.htm

ふーむ。文楽関係の氏のコメントをMSNとかで読んでいて、「思ったままのことを言わはったwww」とか、思っていたけど、なんか、ざわっとしていたのは、こういう部分にあるのかも知れない。

 

有栖川有栖さんが言われる「一石を投じる」というのは、収益性の部分とか、そういう部分だと思うのだけど、まぁ、文楽を楽しむ人が増えたほうが、伝統芸能としては、良い訳で、そのためのアイデアとか、間口を広げるとか、ハードルを下げるとか、あっても良いと思う。

 

私は、「エヴァ文楽」とか良いと思う。ヤシマ作戦とか。

 

でも、それとは別に、知識、じゃあなくても、理解がないままに、「思ったことを言う」のは、どうなのか?というのを気付かされた。私が、文楽を観に行って、「面白くなかった」とブログに書くのとは、レベルが違うと思う。

 

お金が出ているか、出てないかで言えば、出てないのだろうけど、文化とか、伝統とか、人が積み上げてきたモノが、個人の感覚で、切り捨てられるなら、日本の良い部分というのは残らないかも知れないな。

 

勿論、集客等々を、よりよくする・・・というのは、同時に考えた方が良いと思うけど。

2012年7月27日金曜日

橋本徹市長の文楽の感想「「クライマックスのときに、顔がポコッとみえるのは、どうも腑に落ちない」・・・市長という万能感。

NHKスペシャル 人間国宝ふたり ~吉田玉男・竹本住大夫~ [DVD]

財団法人・文楽協会への補助金凍結を示唆している大阪市の橋下徹市長は27日、国立文楽劇場(大阪市中央区)で前夜鑑賞した文楽について「人形劇なのに(人形使いの)人間の顔が見えると、中に入っていけない」と批評。「クライマックスのときに、顔がポコッとみえるのは、どうも腑に落ちない」と率直な感想を述べた。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120727/waf12072713340018-n1.htm

率直な感想を述べた。まぁ、率直と言えば、率直だけど、なんだかなーと思った。なんだかな。

 

率直な感想だから、思ったことを言っていて、間違いないと思うけど・・・。市長なんだけどな?

 

どう思うか、思わないかの前に、歴史があって、熟練の演者がやっている敬意があってしかるべきと思うが。まぁ、あったかも知れないけど。

 

なんとなく思うのは、よくも悪くも、彼の言葉は、露出されるから・・・市長という万能感があるのじゃないか?と思った。別にスーパーマンじゃないのだから、全てが得意じゃあなくて良いと思うけど。

 

文楽に関して言えば、彼のマジックパワー(もしくはマジックポイント)はゼロだと思った。もうやめて!

大津市教育委員会の「自殺の報告書で、いじめ関連は不要と判断したが、不適切だった」の意味が分からない。

大津市で昨年10月、いじめを受けた市立中学2年の男子生徒が自殺した問題で、市教委から今月20日に提出された自殺に関する報告書を、滋賀県教委が「内容が不十分」として24日に差し戻していたことがわかった。

 全校アンケートで「鉢巻きで手足を縛った」などとされた暴行や嫌がらせに触れていないためで、市教委は「自殺の報告書で、いじめ関連は不要と判断したが、不適切だった」としている。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120726-OYT1T01197.htm

正直な話、ニュースを読んでいて、途中で、日本語として、成立してない部分があったから、あれ?誤植かな?と思ったのだけど、どうやら誤植じゃあないみたいだった。

 

なんだろうか。加害者の心の部分を色々と考えたこともあるけど、市教委の人々の心の問題も考えないといけないように思える。ここまでくると、「子どもは、ふざけても、いじめはしない」、「いじめは自殺の原因にならない」などという、確固たる信念があるように思える。当然、間違っていると思うのだけど。

 

暴れれば、暴れるほど、事態は進行しなくて。そして、もう既に、自殺が起きた後な訳で。もう、認めること認めて、楽になって、次起こさないことを考えるべきだと思うが。

 

報道等々で、毎日バッキバキだから、穴の開いたタンクローリーみたいな感じで、燃料がドバドバ零れている、燃料がドンドンと、投下されている感じがする。

 

問題が収束したら、一度、全員解雇してあげた方が良いのじゃないかな。

2012年7月26日木曜日

中学の時にいじめがなかったことはなかったが携帯は確実になかった(31歳男性)

SoftBank 740SC ホワイト サムスン ソフトバンク 白ロム 携帯電話本体

大阪府寝屋川市の市立中3年の男子生徒(14)がいじめで暴行を受け、傷害容疑などで逮捕・補導された同級生の少年ら5人が、寝屋川署の調べに対し容疑を認め、「面白半分だった」と供述していることが分かった。また同署によると、少年らはいじめのようすを携帯電話で動画撮影していたという。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120725/waf12072519160029-n1.htm

最近のいじめ報道がTVでやると、親世代(親)は、私達の時はいじめはなかった!と言う。それは、一方で事実かもしれないし、報道の違いかもしれない。

 

私が、中学の時に、いじめはなかったか?と言えば「あった」し、自殺が社会問題になって、ジャンプに「元気やでっ」というマンガが連載されるに到った。

 

そんなことを考えた時に、確実に言えるのは「携帯電話」はなかった。ということだと思う。あえて、下劣なことを書くけど、〇メ撮りとか、性的な使い方も出来るし、相手を裸にするとか、屈辱的なことをさせて、動画、静止画を撮る事もできるだろう。

 

インターネットに公開したら、自分に足がつく・・・ということは、アホな中学生だったら知らないかも知れないけど、ちょっと頭が良かったら、そのリスクは分かるだろう。

 

動画等々で、相手の恥の記録を持っていることは、恫喝や恐喝に使える。相手が女の子だったら、性的なこともできるのじゃないかな。世の中の子どもの頭がおかしくなっているとは、分からないけど、当たり前のように撮影機器を持っていることは、現代のいじめ暴行問題を考える時に、大事なんじゃないか、と思った。

 

後、面白半分だった、中学生は、ゆくゆく地獄に落ちると思った。

左手習字協会を作りたい。

とめはねっ! 鈴里高校書道部 7 (ヤングサンデーコミックス)

書道師範です。
残念ながら筆は右利きが有利です。
絶対という訳ではないのですが、現在の学校書道の基本になっている書道家の筆の入れ方・払い方・とめ方等が右利きに有利なのです。
それに左利きだと書いている文字が手で隠れて見えにくい事が多いです。バランスを重視する書道ではなかなかハイリスクだと思います。
でも学校書道ではなくて、芸術書道や臨書に関してはまた見解が変わるかも知れませんし、意外性があって面白いかも知れませんよ。

左利きの習字ってだめなのですか? - 小学校 - 教えて!goo

 

左利きの習字に関して調べてみると、子どもさんが左利きで、習字に関すること相談がかかれていて、書道師範のコメントの一部が、引用部分。

 

実際、左利きの人が、どのような気持ちで習字の時間を体験したか分からないけど、私は、絶望の時間だった。左利きなので。そもそも、上手く書けないのが、絶望的だったし、小学校って、習字を後に貼ったりするじゃないですか。あれも、苦痛だったな。利き腕で、確実に質的な差が出るから、義務教育でやるには、フェアーじゃない気がする。

 

小学生は、単純な、お手本に似ているかの上手い下手で判断するだろうし。

 

だったら、左手流の習字協会とか立ち上げたら面白いのじゃないか?と思った。スポーツだと、逆に左利きは、有利だったりするけど、習字だと、不利な部分が多いと思う。実際に、左利きの書道家がおられるかどうかは知らないけど、左手書道は、多くの人を救うような気がする。

 

もう、私は、年に1度も習字はしないけど、小学校の時の思い出から、紙も、墨も、筆も、ある一面で憎いんでいるフシがある。もしも、左手流がはじまったら、そういう心の問題も解消するかも知れない。

産経新聞の「自衛隊の防災演習、東京の11の区は庁舎立ち入り拒否」は嘘だったの?

ラーメンまで憎らしく思える不思議。

エースコック 産経新聞それゆけ! 大阪ラーメン 92g×12個

23日午前1時7分にアップされた「自衛隊の防災演習、東京の11の区は庁舎立ち入り拒否」の記事について、11区で実施されなかったのは待機(宿泊)訓練でした。通信訓練については自衛隊の立ち入りを認め、実施されていました。関係者におわびして、削除します。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120725/plc12072513410014-n1.htm

ふーむ。最初に産経新聞のコラムを読んだ時に、東京なんたる!とか思ったのだけど。そして、区役所から抗議文が出た時は、どっちを信じれば?とか思ったのだけど。

 

結局、件の記事はなんだったのか?ウソと分かっていて、報道していたのか?それとも、妄想を巡らせていたのか???

 

おわびして、削除をするのは、簡単だけど、なぜ、そこに到ったか?の方が、大事に思える。そう勘違いする事実があったのか?なかったのか?とか。迷彩服見せたくない!が妄想で出てくる人は、記者に向いてない気がするけど???

2012年7月25日水曜日

大津市長が被害者遺族に謝罪する。

大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒=当時(13)=が自殺した問題で、同市の越直美市長と男子生徒の父親(47)が25日、市役所で初めて面会した。越市長は「学校や市教育委員会の調査は不十分で、もっと早く再調査するべきだった」と謝罪した。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120725/waf12072511150008-n1.htm

本当のところを言うと、起きる前に・・・と思ったけど、それは、もう済んだことか。

 

実際のところ、市教委が、この後どういう対応が見せるか分からないけど、一応、大津市のトップが謝罪したことには、意味があるかも知れないな。いや、意味があるな。

 

しかし、聞くところによると、政治は、教育に極力干渉しない・・・という話もあるらしい。大阪市とかは、日の丸・君が代でバリバリ干渉していた感じもあるけど、でも、教育委員会というのは、ちょっと分かれた存在らしい。

 

ちょっと聞きかじったことだから、あやふやなのだが。

 

この後の、市教委の動きは気になるところである。多分、謝罪して、いじめも、暴行もあったことを認めた方が、楽になれると思う。

被害者の死後も冒涜する大津市いじめ加害者の報道は本当なのか?

男子生徒が自殺した翌日の20分間の昼休み。「ぎゃははは」。甲高い笑い声が教室に響く。男子生徒が使っていた教室の中央に置かれた机を囲み、3人の生徒がトランプを始めた。
6時間目の授業が終わり、帰りの会が始まるまでの空き時間。教室の後ろには3人のうち2人の姿があった。5人ぐらいの男子生徒が「なにやってんや」と近寄ったが、慌ててすぐに離れた。

 2人は、掲示板の体育祭で撮った男子生徒の写真に画びょうを刺していた。笑いながらプスプスと軽く、何度も。

 「あり得ない」「どん引き」。クラスのほとんどが見ていた。「なんでそんなことするん」。女子生徒が泣きながら大声を上げた。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20120724-OHT1T00249.htm

特に、心にきた部分を引用した。正直言うと、信じられない。だから、ニュースの方が信じられない。ニュース元のスポーツ報知を調べてみると。

題号は『スポーツ報知』となっているが、正式名称は『報知新聞(ほうちしんぶん)』である。

1990年以後、『スポーツ報知』の題号を用いてそれまでの『報知新聞』からより一層スポーツ紙としてのカラーを打ち出すようになっている。
スポーツ報知 - Wikipedia

Wikiには特に「デマ」の報道等々の記録はない。だから、スポーツ新聞というジャンルをどう考えるか・・・だと思う。

 

デマだとしたら、2ちゃんねるでのレスや、HTBのコメントで「信じた上」でのコメントが集まっていることを考えると、デマが通る土壌ができていると思う。周囲の感情や、報道される内容が・・・。

 

事実だとしたら・・・私は、大津市いじめ暴行事件のことに関して、「犯罪者特有の脳があるのじゃない?」とブログに書いていて、「遺伝的なモノによる差別につながる!」と、自分のブログで小火騒ぎが起きた。

 

だかが、ニュースを信じるなら・・・もう社会の影響とかを飛び越えて、脳の病気なんじゃないか?と思えるし、生まれもった資質なんじゃないか?と思えた。自殺した少年を、死後も冒涜し続ける、というのは、中学生だとか、そういう問題を大きく越えていると思った。心の病気として、鬱病があるならば、以上に攻撃性や残虐性の高い病気だってあると思う。

 

…デマだったとしたら、その辺りの心の柔らかい部分をついた、酷いデマだと思うが…。

 

【定型文】 私は、小学校、中学校の時に、いじめの加害者にもなり、被害者にもなりました。加害の部分は、女子への容姿などを理由にした悪口や陰口などです。被害の部分は、小学校の時は暴力などです。1対多数になったことはないです。中学の時は、サブカル嗜好や運動面が劣っていることでバカにされたり暴力を受けたりしました。仲間はいました。

大学院の時は、修了に絶望して、自殺しそうになったことがあります。結果、留年を交えて、修了はしました。社会人の時にも、色々ありました。

この文章は、「いじめ」問題を語る時に、定型文として使っております。記事にしている問題に関する、私の背景を知ってもらうためです。理由のない興味本位じゃあないことを知ってもらうためです。

大津市いじめ暴行事件・自殺教唆罪に関すること。

【定型文】 私は、小学校、中学校の時に、いじめの加害者にもなり、被害者にもなりました。加害の部分は、女子への容姿などを理由にした悪口や陰口などです。被害の部分は、小学校の時は暴力などです。1対多数になったことはないです。中学の時は、サブカル嗜好や運動面が劣っていることでバカにされたり暴力を受けたりしました。仲間はいました。

大学院の時は、修了に絶望して、自殺しそうになったことがあります。結果、留年を交えて、修了はしました。社会人の時にも、色々ありました。

この文章は、「いじめ」問題を語る時に、定型文として使っております。記事にしている問題に関する、私の背景を知ってもらうためです。理由のない興味本位じゃあないことを知ってもらうためです。
自殺教唆罪に問われるか否かについては、加害生徒らが「どこまで本気でやっていたか」が争点になるという。「自殺の練習」といっても、明確な殺意を持ってやっていた、本気で自殺させようとしていたという場合でなければ、直ちに自殺教唆罪にあたるとは言えないとのことだ。

 その上で、被害生徒に無理矢理「自殺の練習」をさせていた場合、暴行罪(2年以下の懲役もしくは30万円以下の罰金または拘留もしくは科料)、脅迫罪(2年以下の懲役または30万円以下の罰金)、強要罪(3年以下の懲役)に問われる可能性はあるという。数人が共同して暴行、脅迫を行ったと認められれば、暴力行為等処罰に関する法律違反・共同暴行罪に問われ、3年以下の懲役または30万円以下の罰金と少し重い刑罰にもなる。
http://topics.jp.msn.com/wadai/j-cast/article.aspx?articleid=1213848

明確な殺意って、どうやって立証するのかな。多分、流石に、殺意はないと思うのだけど、私は、殺意がないこと、「遊び」、「冗談」であることも、法的、倫理的に問いたいけど。

 

なんというか、報道等で知る限りは、自殺に到る原因を作ったのは、明白だけど、だいたい、30万円くらいのお金で解決できる範囲なんだな・・・。勿論、それが複合されて・・・いや、日本は、刑罰は、合算方式じゃあないのだっけ?

 

暴力行為と、共同暴行は、疑いようがないと思うのだけど・・・。もしも、お金で済んだら、全く意味がないように思えるな。一度、社会から、隔離して、更生させて欲しい。

2012年7月24日火曜日

大津市いじめ暴行の自殺の練習は自殺教唆にあたるのか?

本気で自殺させようとしていないと自殺教唆にならない

 証言が事実であれば、加害生徒らが自殺教唆などの重罪に問われる可能性はあるだろうか。元東京地検検事の落合洋司弁護士に話を聞いた。

 自殺教唆罪に問われるか否かについては、加害生徒らが「どこまで本気でやっていたか」が争点になるという。「自殺の練習」といっても、明確な殺意を持ってやっていた、本気で自殺させようとしていたという場合でなければ、直ちに自殺教唆罪にあたるとは言えないとのことだ。
http://topics.jp.msn.com/wadai/j-cast/article.aspx?articleid=1213848

ふーむ。

「殺意の立証」に近いモノがあるように思えるけど、「本気」というのは、問うことができるのだろうか?冗談でやってたにしろ、その冗談は、本気な訳で。

しかし、「遊び」でやっているなら、その「遊び」が引き起こすことが想像できないなら、遊び感覚で「自殺の練習」が行われたら、加害者には、刑事罰とは別の心のケアーが必要だと思う。ケアーというか、矯正というか。

結局、彼らがどのような扱いになるかは、分からない。でも、週刊誌では、転校先でも、イジメに加わっているという話も読んだ。それが、カウンセリングか、投薬によるものか、何がどのように効果があるか分からないが。

仮に、少年院など、一時的に世間から隔離されるのであれば、戻ってきたときに、二度としないようにする対策は必要だと思う。それは、刑罰よりも、大事な問題だと思う。

 

【定型文】 私は、小学校、中学校の時に、いじめの加害者にもなり、被害者にもなりました。加害の部分は、女子への容姿などを理由にした悪口や陰口などです。被害の部分は、小学校の時は暴力などです。1対多数になったことはないです。中学の時は、サブカル嗜好や運動面が劣っていることでバカにされたり暴力を受けたりしました。仲間はいました。

大学院の時は、修了に絶望して、自殺しそうになったことがあります。結果、留年を交えて、修了はしました。社会人の時にも、色々ありました。

この文章は、「いじめ」問題を語る時に、定型文として使っております。記事にしている問題に関する、私の背景を知ってもらうためです。理由のない興味本位じゃあないことを知ってもらうためです。

豊島区の産経新聞社への陸上自衛隊統合防災演習への抗議文。

平成24年7月23日付け産経新聞朝刊2面の記事の中で、事実に反する内容が記載されました。記事は、本区への取材内容に基づかない報道が一方的にされたもので、区民をはじめ読者に誤解を招きました。
 このため、即日、産経新聞社に厳重に抗議しました。
平成24年7月23日付産経新聞朝刊記事について(抗議)│豊島区公式ホームページ

 2ちゃんねる転載ブログにHTBCして、「なんたる!」とか思ってた…。

ふーむ。私は、自衛隊と、区役所の連携とか、縦割り行政とか、そういうのを考えていたけど、元々が新聞記事な関係か、2ちゃんねる転載ブログでも、そこからの拡散も、かなり、すごかったけど…。ヘタに信じたら、後で、赤っ恥をかくことになるな。

ちょっと前にコメントを貰ったことだけど、今日も、滋賀県の市教委の話題は出ていたが、週刊朝日は、情報ソースとして、どうなのだろうか?とか思った。

その観点で行くと、区役所のHPの情報も、どうなのか…になるけど。

ネットニュースや、その周辺の情報を読むのも、難しいな。ツイッターとか、HTBとか、その時に思ったことを書いている訳だが。

2012年7月23日月曜日

滋賀県大津市いじめ暴行事件の加害者晒しに関して滋賀県警が捜査に乗り出したことに思うこと。

大津市立中学2年の男子生徒(当時13)が自殺した問題で、いじめたとされる少年や学校関係者らを実名で糾弾するインターネット上の書き込みが止まらない。誤った情報もあふれ、無関係の人が標的にされるケースもある。滋賀県警は「看過できない状況だ」と捜査に乗り出した。
http://www.asahi.com/national/update/0723/OSK201207220106.html

ネットでの、実名さらしは、一つの抑止力になるのでは?と思っていたけど、それは、間違いだったようだ。

 

だけど、無関係の人を巻き込んで、暴れまわる。当事者とは関係ない人まで巻き込むのは、「抑止力」じゃあなくて、脅威、だと思った。

 

その辺りのことを考えてみたいと思った。正義ではないが、存在するモノと考えて、それを、どう伝えていくか。いや、間違っているものでも、それがなくならない限り、ある物・・・と考えないといけないと思うのです。

反原発と滋賀県教組とのニュースのはてブコメントを読んで良かった。

反原発デモでは「原発はいらなーい!」「再稼働をやめろ!」「脱原発を実現しよう!」「原発事故を忘れるなー!」といったシュプレヒコールが叫ばれていたが、「命が大事!」「子どもを守れ!」といったことも同時に叫ばれていた。

そう、この「子どもを守れ!」というセリフを「滋賀県教組」とかかれたノボリを持った人が大声で叫んでいたのである。
http://getnews.jp/archives/235415

あわせて読みたい。

はてなブックマーク - 【大津いじめ】反原発デモに滋賀県教組がいた!? - ガジェット通信

 

 「ふーむ」とだけ、はてブコメントをつけていたのだけど。ヘタに、滋賀県教組をディスる内容のブログを書かなくて良かった。。。なんというか、いじめ事件で大変な時になんたる!というようなことを書きそうだったのだが。。。

 

HTBコメントを読んで、「それは話が別」という感じの意見が集まっていたから、色々と、冷静になれたように思える。

 

なんというか、週をあけたら、大津市の事件も、ネットであまり注目されなくなったが、ブログのコメントで貰った、報道のセンセーショナル・・・というのは、そういうことだったのかも知れない。

 

大阪市長のコスプレ不倫の話も、あまり、出なくなったし…。なんだか、ねぇ。

大津市いじめ暴行事件の校長「自殺の練習は隠していたのではなく、もともと嘘だ」は嘘だった(証言が事実であれば)

【定型文】 私は、小学校、中学校の時に、いじめの加害者にもなり、被害者にもなりました。加害の部分は、女子への容姿などを理由にした悪口や陰口などです。被害の部分は、小学校の時は暴力などです。1対多数になったことはないです。中学の時は、サブカル嗜好や運動面が劣っていることでバカにされたり暴力を受けたりしました。仲間はいました。

大学院の時は、修了に絶望して、自殺しそうになったことがあります。結果、留年を交えて、修了はしました。社会人の時にも、色々ありました。

この文章は、「いじめ」問題を語る時に、定型文として使っております。記事にしている問題に関する、私の背景を知ってもらうためです。理由のない興味本位じゃあないことを知ってもらうためです。

号外!!虚構新聞

男子生徒が通っていた中学校では、7月6日に校内放送で校長が泣きながら「自殺の練習は隠していたのではなく、もともと嘘だ」と言ったと生徒が証言していた。しかし記事の内容が事実であれば、校長の「もともと嘘だ」という言葉が嘘だったということになる。
http://topics.jp.msn.com/wadai/j-cast/article.aspx?articleid=1213848

自殺の練習をさせていた、という目撃証言が出た中で、振り返られる件の校長の言葉。

 

私が、2012年に入って、一番、ひどい言葉かも知れないな。こんなのが大人で、校長の中学校に通っている中学生が、可哀相だ。勿論、事実や真実という観点で考えれば、真実は当事者にしかなく。目撃証言だって、本当の意味では、真実ではない。見たという事実でしかない。

 

そんなのは、大人なら知っていて当然な訳だが、そこに「嘘」を持ち込む校長は、なんなのだろうか。虚構新聞の書籍の商品画像を並べてみたが、風刺、ではなくて、リテラシーというか、嘘と真実の危うい部分を、校長が体現した感じだが・・・。

 

そういう意味では、教育的だけど、反面教師的だ。この場合は、反面校長であろうか。歴史に残るダメ発言だと思う。校内放送を使ったのも、どうかと思うが・・・。

2012年7月21日土曜日

滋賀県いじめ暴行事件に考える、いじめによる自殺、暴行、殺人が当たり前になってきてしまったように思う。

【定型文】 私は、小学校、中学校の時に、いじめの加害者にもなり、被害者にもなりました。加害の部分は、女子への容姿などを理由にした悪口や陰口などです。被害の部分は、小学校の時は暴力などです。1対多数になったことはないです。中学の時は、サブカル嗜好や運動面が劣っていることでバカにされたり暴力を受けたりしました。仲間はいました。

大学院の時は、修了に絶望して、自殺しそうになったことがあります。結果、留年を交えて、修了はしました。社会人の時にも、色々ありました。

この文章は、「いじめ」問題を語る時に、定型文として使っております。記事にしている問題に関する、私の背景を知ってもらうためです。理由のない興味本位じゃあないことを知ってもらうためです。

以下のニュースの引用部分に思うこと。

いじめ調査が始まったのは昭和60年度。全国で約15万件のいじめが報告されたが、「葬式ごっこ」をされた東京都中野区の中2男子の自殺が社会問題となり、「いじめ撲滅」の機運が高まった結果、61年度には激減した。

 平成6年には愛知県西尾市の中2男子が自殺。当時の文部省は、いじめの定義を見直して「事実を確認されているもの」という表現を削除し、「いじめられた子供の立場から見る」とした。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120720/crm12072020100027-n1.htm

昭和60年の頃は、覚えてませんが、平成6年の時は覚えております。私は、中学生でした。ジャンプでは、「元気やでっ」という、いじめ問題を取り扱ったマンガが連載されました。

 

それから後に、何度も、「いじめ」による自殺が度々起きていますが、その中で、「子どもが自殺する」、「子どもが子どもを自殺に追い込む」ことが、当たり前のようになっている風に感じます。

 

昭和60年の頃は、5歳くらいだったので、あまり覚えてませんが、中学の頃の、衝撃というのは、既に薄れていると思います。事実になった時の衝撃と、「あるもの」になった社会では、とらえ方が違うように思えるのです。

 

滋賀県の事件を考えた時に、当事者全体を含めて、社会の影響・・・を考えると、その辺りのことも、考えないといけないように思えました。

歩く社会問題の私が社会問題のブログを始めます。

量産型ダメ人間 カミカゼスタイル製 Lサイズ

私は、その生き方から、自分のことを歩く社会問題という風にとらえてます。

 

まぁ、私のことを知る人は、あまり説明もいらないのですが、別口でやっているダイアリに関して、滋賀県のいじめ暴行事件のニュースに関して思う部分を書いていたら、二度ほどボヤ騒ぎがおきました。憎しみに駆られて、色んなところで、色んなことをしました。

 

そこで、これでは、いかん、とこのブログを始めました。ブログに関する考え方は、色々とあると思いますが、私は、少なくとも、考えたことをブログに書く事自体に意味があると思っています。書かれた内容が、良い、悪い、というのはあるでしょうが、それを含めて、意味があると思っております。

 

ただ、色々と書いている中で、読むかも知れない可能性がある、読まれる意識は足りてなかったと思ったので、ブログタイトルに、実名性・・・じゃあないですが、私であるニュアンスも入れてみました。

 

主に、社会問題に関して、書いて行こうと思います。最初に書く記事は、既に決まっております。