2012年7月25日水曜日

被害者の死後も冒涜する大津市いじめ加害者の報道は本当なのか?

男子生徒が自殺した翌日の20分間の昼休み。「ぎゃははは」。甲高い笑い声が教室に響く。男子生徒が使っていた教室の中央に置かれた机を囲み、3人の生徒がトランプを始めた。
6時間目の授業が終わり、帰りの会が始まるまでの空き時間。教室の後ろには3人のうち2人の姿があった。5人ぐらいの男子生徒が「なにやってんや」と近寄ったが、慌ててすぐに離れた。

 2人は、掲示板の体育祭で撮った男子生徒の写真に画びょうを刺していた。笑いながらプスプスと軽く、何度も。

 「あり得ない」「どん引き」。クラスのほとんどが見ていた。「なんでそんなことするん」。女子生徒が泣きながら大声を上げた。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20120724-OHT1T00249.htm

特に、心にきた部分を引用した。正直言うと、信じられない。だから、ニュースの方が信じられない。ニュース元のスポーツ報知を調べてみると。

題号は『スポーツ報知』となっているが、正式名称は『報知新聞(ほうちしんぶん)』である。

1990年以後、『スポーツ報知』の題号を用いてそれまでの『報知新聞』からより一層スポーツ紙としてのカラーを打ち出すようになっている。
スポーツ報知 - Wikipedia

Wikiには特に「デマ」の報道等々の記録はない。だから、スポーツ新聞というジャンルをどう考えるか・・・だと思う。

 

デマだとしたら、2ちゃんねるでのレスや、HTBのコメントで「信じた上」でのコメントが集まっていることを考えると、デマが通る土壌ができていると思う。周囲の感情や、報道される内容が・・・。

 

事実だとしたら・・・私は、大津市いじめ暴行事件のことに関して、「犯罪者特有の脳があるのじゃない?」とブログに書いていて、「遺伝的なモノによる差別につながる!」と、自分のブログで小火騒ぎが起きた。

 

だかが、ニュースを信じるなら・・・もう社会の影響とかを飛び越えて、脳の病気なんじゃないか?と思えるし、生まれもった資質なんじゃないか?と思えた。自殺した少年を、死後も冒涜し続ける、というのは、中学生だとか、そういう問題を大きく越えていると思った。心の病気として、鬱病があるならば、以上に攻撃性や残虐性の高い病気だってあると思う。

 

…デマだったとしたら、その辺りの心の柔らかい部分をついた、酷いデマだと思うが…。

 

【定型文】 私は、小学校、中学校の時に、いじめの加害者にもなり、被害者にもなりました。加害の部分は、女子への容姿などを理由にした悪口や陰口などです。被害の部分は、小学校の時は暴力などです。1対多数になったことはないです。中学の時は、サブカル嗜好や運動面が劣っていることでバカにされたり暴力を受けたりしました。仲間はいました。

大学院の時は、修了に絶望して、自殺しそうになったことがあります。結果、留年を交えて、修了はしました。社会人の時にも、色々ありました。

この文章は、「いじめ」問題を語る時に、定型文として使っております。記事にしている問題に関する、私の背景を知ってもらうためです。理由のない興味本位じゃあないことを知ってもらうためです。