2012年11月24日土曜日

生活保護の現物支給とか?捕捉率は低いのに不正受給叩き、保護費も使われるお金の一部なのにな。

最近は、おさまってきてますが、「生活保護」の問題を考えたら、不正受給も含めて、バッキバキに叩かれて、『現物支給』に関するマニュフェスト(だっけ?)が出てくると、2ちゃんねる転載ブログで、いやっほう!ってなっているのも、なんだかなーと思います。

不正受給の割合は?

そもそも『不正受給』が物凄く問題視されてますけど、どんなモノなのか?Wikiで調べてみると。

2010年時点における不正受給件数は2万5355件、全体に占める率は1.8%、不正受給額は128億7425万円、全体に占める率は0.38%である[1]。
生活保護の不正受給 – Wikipedia

こんな感じ。件数において2%未満。金額で0.4%未満。勿論、それを野放しにすることが良いこととは思わないですが、『生活保護』を含めて、叩くにしては、数字的に、小さく思えるが・・・。全体の2%未満のことで、98%を印象付けるには、本当に困っている人の例が少なく思える。

 

捕捉率の問題。

そもそも行き届いてない、という話は、テレビでは、ほとんどでないけど、こちらもWikiで調べていると・・・。

ドイツでは64.6%、イギリスでは47〜90%、フランスでは91.6%なのに対し、日本は15.3〜18%となっている[10]。
生活保護 - Wikipedia

こんな感じ。2011年のデーターみたいですが、ザックリと考えて、必要な人、受給条件にあてはまる人で、貰ってない人が、8割もいる。そっちの方が、問題に思えるけど。

生活保護費は使われるお金。

テレビで、大阪の限定的な地域で、パチンコに使われているような印象を、テレビでよく流すけど、実は、というか、当然だけど、『保護費』として、使われるお金は、社会に還元されていくのだから、結構、大事じゃないか?と思う。

ちょっと前に、はてな匿名ダイアリ(増田)で書かれていたことだけど、物を売っている人とか特に、買うお客さんが、受給者だったりする可能性はある訳で、『生活保護』という仕組みを叩くことは、自分のお客さんを叩いている可能性もあると思うのだけど。賃貸とかやっている人とかも、可能性があるけど。

もしも、本当は必要なのに、支払われてない残り80%が生活保護費として、税金が出たら、世の中的に、景気が良くなったりしないか?と思ったのだけど、どうなんだろうか?

使われたお金は、消費税などで税金として、国に戻っていくし、個人のお金として貯金されていくかも知れないし。もしも、世の中的に使われるお金が増えて景気がよくなるならば・・・。

不正受給というマイナス面だけじゃあなくて、生活保護費があるというプラス面。個人の文化的生活が守られることに付随するプラス側面も考えてよいと思う。

自分が年間税金をどれくらい払っていて、その総額の中で保護費にいく割合、金額って分からないけど、案外、10万円以内の金額で、わーわー言っているかも知れない。私がどれくらい税金を払っているか、知らないけど・・・。

そんなことを考えた。

2012年11月22日木曜日

フランスの所得税率が75%(年収1億円以上のお金持ち)みたいに日本の高額所得者の税率が上がったらどうなるかな?の思考実験。

以下の記事を読みました。

ヨーロッパは地続きだから、楽勝で、外に行けますね。もしも日本で所得税が高くなったら、どうなるだろうか?? そんなことを、ダラダラと考えてみます。

 

お金持ちが海外に行く?

日本は島国だから、他の国に行くハードルが高いと思うし、なんだかんだで、日本が好きなようなイメージがある。後、英語とか苦手な人は、海外に行くのは抵抗があるだろうな。

 

でも、海外に行ったら?

フランスがどうなって行くか?のも気になるところですが、仮に、日本人の金持ちが、海外に脱出したら…。

  1. 税収が減る。
  2. 税金で行われていることができなくなる。
  3. では何がどうなるか?

案外、そうなった時に、色んな人がわーわー言っている生活保護などは、全体の金額としては、大したことなくて、もっと、致命的にお金が足りない、切実なことが見えてくるのかも?

…と考えてみたのですが、所得税と、法人税は違う訳で、お金持ちが海外に住みながら、企業などなどが、その国にあるとしたら…実は、所得税よりも、法人税の方が大事なんじゃないかな?と思えてきた。

フランスは、法人税とかは、どんなモノなのかな?

 

結論?

所得税よりも、法人税などの方が、大事な希ガスた。