2012年7月24日火曜日

大津市いじめ暴行の自殺の練習は自殺教唆にあたるのか?

本気で自殺させようとしていないと自殺教唆にならない

 証言が事実であれば、加害生徒らが自殺教唆などの重罪に問われる可能性はあるだろうか。元東京地検検事の落合洋司弁護士に話を聞いた。

 自殺教唆罪に問われるか否かについては、加害生徒らが「どこまで本気でやっていたか」が争点になるという。「自殺の練習」といっても、明確な殺意を持ってやっていた、本気で自殺させようとしていたという場合でなければ、直ちに自殺教唆罪にあたるとは言えないとのことだ。
http://topics.jp.msn.com/wadai/j-cast/article.aspx?articleid=1213848

ふーむ。

「殺意の立証」に近いモノがあるように思えるけど、「本気」というのは、問うことができるのだろうか?冗談でやってたにしろ、その冗談は、本気な訳で。

しかし、「遊び」でやっているなら、その「遊び」が引き起こすことが想像できないなら、遊び感覚で「自殺の練習」が行われたら、加害者には、刑事罰とは別の心のケアーが必要だと思う。ケアーというか、矯正というか。

結局、彼らがどのような扱いになるかは、分からない。でも、週刊誌では、転校先でも、イジメに加わっているという話も読んだ。それが、カウンセリングか、投薬によるものか、何がどのように効果があるか分からないが。

仮に、少年院など、一時的に世間から隔離されるのであれば、戻ってきたときに、二度としないようにする対策は必要だと思う。それは、刑罰よりも、大事な問題だと思う。

 

【定型文】 私は、小学校、中学校の時に、いじめの加害者にもなり、被害者にもなりました。加害の部分は、女子への容姿などを理由にした悪口や陰口などです。被害の部分は、小学校の時は暴力などです。1対多数になったことはないです。中学の時は、サブカル嗜好や運動面が劣っていることでバカにされたり暴力を受けたりしました。仲間はいました。

大学院の時は、修了に絶望して、自殺しそうになったことがあります。結果、留年を交えて、修了はしました。社会人の時にも、色々ありました。

この文章は、「いじめ」問題を語る時に、定型文として使っております。記事にしている問題に関する、私の背景を知ってもらうためです。理由のない興味本位じゃあないことを知ってもらうためです。