2012年7月23日月曜日

大津市いじめ暴行事件の校長「自殺の練習は隠していたのではなく、もともと嘘だ」は嘘だった(証言が事実であれば)

【定型文】 私は、小学校、中学校の時に、いじめの加害者にもなり、被害者にもなりました。加害の部分は、女子への容姿などを理由にした悪口や陰口などです。被害の部分は、小学校の時は暴力などです。1対多数になったことはないです。中学の時は、サブカル嗜好や運動面が劣っていることでバカにされたり暴力を受けたりしました。仲間はいました。

大学院の時は、修了に絶望して、自殺しそうになったことがあります。結果、留年を交えて、修了はしました。社会人の時にも、色々ありました。

この文章は、「いじめ」問題を語る時に、定型文として使っております。記事にしている問題に関する、私の背景を知ってもらうためです。理由のない興味本位じゃあないことを知ってもらうためです。

号外!!虚構新聞

男子生徒が通っていた中学校では、7月6日に校内放送で校長が泣きながら「自殺の練習は隠していたのではなく、もともと嘘だ」と言ったと生徒が証言していた。しかし記事の内容が事実であれば、校長の「もともと嘘だ」という言葉が嘘だったということになる。
http://topics.jp.msn.com/wadai/j-cast/article.aspx?articleid=1213848

自殺の練習をさせていた、という目撃証言が出た中で、振り返られる件の校長の言葉。

 

私が、2012年に入って、一番、ひどい言葉かも知れないな。こんなのが大人で、校長の中学校に通っている中学生が、可哀相だ。勿論、事実や真実という観点で考えれば、真実は当事者にしかなく。目撃証言だって、本当の意味では、真実ではない。見たという事実でしかない。

 

そんなのは、大人なら知っていて当然な訳だが、そこに「嘘」を持ち込む校長は、なんなのだろうか。虚構新聞の書籍の商品画像を並べてみたが、風刺、ではなくて、リテラシーというか、嘘と真実の危うい部分を、校長が体現した感じだが・・・。

 

そういう意味では、教育的だけど、反面教師的だ。この場合は、反面校長であろうか。歴史に残るダメ発言だと思う。校内放送を使ったのも、どうかと思うが・・・。