2012年7月29日日曜日

緑の党(みどりの未来が母体)が結党。反原発は訴求力が強いと思うけど。

ドイツ・エコロジー政党の誕生―「六八年運動」から緑の党へ

「原発の即時全廃」を掲げる日本版「緑の党」が28日、東京都内で設立総会を開き、結党した。環境や参加民主主義を旗印に欧州などで躍進する緑の党とも連携。全国に広がる脱原発を求める声を背景に、次の衆院選比例区に候補者を擁立し、国政進出を目指す。

 緑の党の母体になったのは、約70人の地方議員らでつくる政治団体「みどりの未来」。28日、みどりの未来を解散して党を立ち上げた。みどりの未来から引き継いだ会員数は約1千人。党の正式名称は会員の投票で「緑の党 Greens Japan」に決めた。
http://www.asahi.com/politics/update/0728/TKY201207280683.html

ふーむ。大飯原発が再稼動して、関西、京都に住む私としては、非常に、興味深いことではあるのだけど・・・。

 

ただ、一つ、斜めから観てしまうのは、今ほど、「反原発」で議員になりやすい時はないと思う。勿論、それは間違ったことじゃあないと思うし、国民の声、反原発に関する声が届くのであれば、一番なんだけど、ちょっと、穿った見方をしてしまう。

 

反原発派の人数が、どれくらいで、それが、今の選挙区で、どれぐらい散ってしまうのか?はたまた、比例ではどうなるのか?などが気になる。結構な支持母体が予想される、アノ党も議席は持ってないのだっけ?どうなるか気になる。

 

ここまでが私が考えたことで、HTBCを確認してみる。


30年、40年計画ならともかく、「即時撤廃」の時点で全然ダメだ。原発のためなら「ほかの事なんかしらん」と言う態度で政治をやられたら、デメリットがでかすぎる。
はてなブックマーク - 朝日新聞デジタル:日本版「緑の党」発足 「原発全廃」で国政目指す - 政治

 

読んでみると、「即時」の部分に言及されている方が、そこそこいた。その中の一つを引用。

 

以前、知り合いと話した時、「稼動している時も停止している時もリスクが同じだから、稼動しながら徐々に移行がベスト」というような感じの話をしていた。私も、そう思った。のだけど、きっと、確率的に低くても、活断層がズレたりして、また、同様のことが起きる危険性はある訳で、「即時撤廃」というのは、その部分の危惧等々の表れなのかも知れない。

 

次の選挙がどうなるか分からないけど、もしも、反原発の民意も伝わりにくい選挙区の仕組みだったら、その辺りは、考えていった方が、良いと思う。