2012年9月29日土曜日

いじめ自殺問題・東京都品川区で区立中学校長「「嫌がらせ程度の認識だった。反省すべき点がたくさんある」と話された。

東京都品川区で区立中学1年の男子生徒(12)が自殺した問題で、遺族は学校側にこう訴えたという。校長は28日夜、詰め掛けた報道陣に校舎内で「いじめはあった」と認めたが、詳細については「調査中」と繰り返すばかりだった。

 校長は「嫌がらせ程度の認識だった。反省すべき点がたくさんある」と話した。男子生徒は4月下旬以降、文房具などの紛失を担任に相談していた。しかし生徒が自殺するまで、担任も校長もいじめとの認識はなかったという。

 学校側は、自殺後に行った同学年約190人を対象にした調査で、暴言などがあったことが分かり、初めていじめとの認識を持ったという。校長は厳しい表情で「調査を徹底したい」と語った。
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20120928-1024662.html
いじめの認識がなかったって、どういうことなのだろうか?

 

大津市の事件以降、報道の注目が集まっているからか、今は、反日の方にネットの興味関心が移っている感じがしますが・・・「いじめと認識してなかった」というのは、どうなのだろうか?

 

これは、企業や工場の経営の話だけど、大事故が起き前には、前兆となる軽い事故が起きて、その前兆に至らない軽微な事故が多発して・・・法則の名前と、詳しい数、比率は忘れたけど、いじめ問題もそうなのじゃないだろうか?

 

何も予兆がなくて、自殺が起きる訳はなく、本当に気付かなかったのなら、それは仕方がないのかも知れないけど「嫌がらせ程度」で済ましてしまうのは、いまや、黙殺に近いと思う。

 

人は、人をいじめるし、時に自殺するから、100%世の中から根絶するのは、限りなく難しいと思うけど・・・それでも、起きたことを軽んじて考えるのは、もう、世の中的にナンセンスだと思う。