中学校の時にモテモテだったのは、ずばりヤンキーの男の子です。ヤンキーというと一見怖いのでモテとは遠い存在のように思えますが、実際には女の子の憧れの的になっていました。その大きな理由は、”中途半端”なことをしないということにあったように思えます。ヤンキーの男子は常に荒ぶっているイメージがありますが、実は弱い者いじめはしていませんでした。むしろ、「そんなガキみたいなことするな」とクラス内のいじめを止めることもよくありました。特に理由もなく自分より弱い対象を見つけてネチネチといじめを続けるという中途半端で卑怯なことはしなかったのです。そんなヤンキーの男子の姿は「大人」で他の男子より数倍かっこよく見えました。