職場がある程度高学歴の男性が多かったのですが、仕事が全然できない人、性格に難のある人がとても多く、当時は同性の同僚と「人間絶対に学歴じゃないよね」という話をよくしていました。
一方私が結婚する前に付き合っていた男性は、近い内に結婚しようと言ってくれていました。学歴や収入は申し分なく頭もよく、趣味もスポーツや映画鑑賞。服のセンスなどもよく記念日や誕生日も素敵な演出をしてくれるなど、一見とても魅力的な男性でした。しかし性格が全く合わなかったのです。よく言えば亭主関白とも言えますが、2人でいる時はいつも私のことを小ばかにしたような物言い、軽くですが叩かれたりしたことも何度もありますし、浮気も2度ほどされました。
この人と結婚するときっと不幸になると思い別れを告げ、もし結婚するのならば、絶対に学歴や収入・外面の良さよりも中身を重視しよう！と思いました。
具体的には、お互いを思いやり、欠点も許し合えるような穏やかな性格の人を求めました。それから、できれば経済的にも精神的にも自立した人。私も結婚して仕事を辞めるつもりはありませんでしたし、もしどちらかが突然病気にでもなって共倒れになっては大変なので、きちんと仕事をしているというのも条件でした。私は面食いだったので、あわよくば顔もいい男性ならいいなと思っていました。
自分が結婚相手に求める一番の条件を知るためにも、合わない人と付き合ったのはある意味いい経験になったと思います。